猫好きさんに大人気! 小説『猫を処方いたします。』続編発売が決定。フォトコンテストも開催

PHP研究所が発売した文芸文庫『猫を処方いたします。』が人気です。反響を受けて今秋には続編発売が決定しました。現在、フォトコンテストも開催中です。

本書は、薬ではなく「本物の猫」を処方する不思議な医者と、猫と接しながら悩みを乗り越えていく患者たちを描いた連作短編小説です。

京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。心の不調を抱えてこの病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫だった!? 戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も少しずつ変化していく。そして医者が猫を処方するのには、ある「理由」があってーー猫と人が紡ぐ、もふもふハートフルストーリー。

本書のヒットを支えているのは、猫好きの琴線に触れた「3つの要素」。まず1つめは「決めゼリフ」です。帯コピーにもなっている「だいたいの悩みは猫で治りますから」の言葉が、多くの共感を集めています。

2つめは「表紙のイラスト」です。担当編集者が「企画を立てた瞬間から依頼を決めていた」という、イラストレーターの霜田有沙さんによる猫の装画に、「思わずジャケ買いした」との声が後を絶ちません。

そして、3つめは「医者が猫を処方する謎」です。この謎が徐々に明らかになるプロセスを、作中の患者たちと共有することが醍醐味になっています。

8月31日(木)まで、フォトコンテストを開催中です。X(Twitter)およびInstagramの本文にハッシュタグ「#ウチの猫を処方いたします」をつけて、とっておきの「癒やされる猫の写真」を投稿すると、入選者には図書カード1,000円分と著者サイン本がプレゼントされます。

『猫を処方いたします。』
【著者】石田 祥
【判型】文庫判並製304ページ
【定価】924円
【ISBN】978-4569902883
【URL】https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-90288-3