ペットのいる家庭の悩みを解消する!? エレクトロラックスのロボット掃除機「PUREi9」が誕生!

[2018/03/02 1:28 pm | 編集部]

スウェーデンの総合家電メーカーであるエレクトロラックスは、ロボット掃除機「PUREi9(ピュア・アイ・ナイン)」を発売しました。スウェーデンといえばペット大国でもあり、人とペットに優しい国でもあります。

エレクトロラックス社は、106年前に世界ではじめて真空式電気掃除機を開発したメーカーであり、2001年には世界初のロボット掃除機を発売しました。それから17年、満を持して最新型のロボット掃除機「PUREi9」を登場させました。

17年ぶりのロボット掃除機「PUREi9」
世界初のロボット掃除機「トリロバイト」

ペットを飼う家庭でロボット掃除機を導入している人は多くいます。ただ、実際にはイメージと違ったために使用しなくなるケースも散見されます。例えば、掃除前に床の片付けをしないといけなかったり、部屋の際まで掃除してくれない、などなど。なかには「落としもの」を散らかしてしまったなんて事故も発生しています。

ロボット掃除機ユーザーの不満(エレクトロラックス調べ)

しかし、エレクトロラックスのロボット掃除機「PUREi9」は、そんな悩みを解決してくれるかもしれません。それを一般的なロボット掃除機と比較して紹介しましょう。

一番の特徴は障害物認識センサー。多くのロボット掃除機は赤外線センサーを搭載しています。これはモノを直前で確認するため「ぶつかる」ことで障害物と認識します。「PUREi9」は独自の「3Dビジョンテクノロジー」を搭載しています。これは、自ら360°回転し、左右から2方向へレーザーを照射し、中央のカメラで受信することで自分の位置と障害物を事前に認識します。簡単にいうと、これまでのロボット掃除機は目隠しをして障害物にぶつかりながら掃除をしているのに対し、「PUREi9」は人間のように全体を把握して障害物を避けながら掃除するというものです。

最近のクルマに搭載されている衝突回避システムのようなもの
動画イメージ。小さい障害物も認識してぶつかりません

次にお掃除機能。フードの食べ散らかしなどある場合、吸引できずに壁際に押したままにしてしまったり、飛び散らかしたりすることがあります。その多くは、構造上の違いによるものが多いといえます。多くのロボット掃除機は、吸引口が本体の中央付近にあり、壁から7cm~17cmも離れています。さらに、ロールブラシも本体の半分程度の18cm程度となっているので、本体が壁際にピッタリと寄っても掃除できない部分は多くなります。

「PUREi9」は吸引口本体の全面約3cmのところにあり、ロールブラシも20.5cmと大型になっているとおり、ふつうの掃除機のように壁際まで掃除をしてくれます。本体の構造も、一般的なロボット掃除機の丸型ではなく、特殊な三角形構造(トライアングル・トリニティ・シェイプ)なので、部屋のコーナー掃除面積は約1.8倍となっています。

前面についている吸引口が広いため壁際までゴミを吸引
ロールブラシも大型

また、お手入れについても優れています。一般的なロボット掃除機のダストボックスは約150~600mlであるのに対して、「PUREi9」は700mlと大容量となっています。もちろん、ダストボックスだけでなく、特大のロールブラシやフィルターも水洗いできるので、いつも清潔に使えます。

ダストボックスやフィルターは水洗いできます

最近は、ロボット掃除機の操作をアプリで設定するのが主流ですが、「PUREi9」も専用アプリでいろいろ設定ができます。定時のお掃除スケジュールだけでなく、スポットクリーニングなど外出先からでも、操作ひとつでお掃除が完了します。さらに、ロボット掃除機のソフトウェアアップデートもアプリから簡単に操作できます。

アプリの画面イメージ

【製品概要】
PUREi9(ピュア・アイ・ナイン)製品概要
・運転時間:通常モード40分 ECOモード60分
・充電時間:約3時間
・本体寸法:325×280×85mm(幅×奥行×高さ)
・本体重量:2.5kg
・ダストカップ容積:700ml
・乗り越え可能な障害物の高さ:2.2cm
・同梱内容:充電台、フィルター2個、サイドブラシ2個

[編集部]