アニコム損害保険は、11月1日の「犬の日」に合わせて、ペット保険「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の犬、約12万4000頭を対象に実施した「犬の名前ランキング2020」を発表しました。
総合ランキングは、「ココ」が圧巻の10連覇を達成。2位には昨年11位の「ムギ」がランクインしました。もち麦が人気になるなど、人の健康志向の高まりが犬の名付けに影響を与えているのかもしれません。
男女別の名前では、男の子部門で、昨年2位の「ソラ」が僅差で「レオ」を抑えて1位を獲得。「ソラ」と「レオ」の争いが続いています。「ムギ」は、17位から8位にランクアップしています。女の子部門では、「ココ」が昨年の3位から1位に。2位には昨年1位の「モモ」がランクインしました。女の子部門でも「ムギ」が7位から4位に順位を上げています。
名前の表記は男女で異なる傾向が見られました。男の子はカタカナの名前が6割を超え、女の子はひらがなの名前が5割を超える結果となりました。男の子はカタカナや漢字でかっこいい印象を、女の子はひらがなで柔らかい印象を求める名前が多いようです 。
漢字で表記される名前では、男の子は「空」が1位で連覇を達成。2位から9位も昨年同様の名前が並ぶなか、「麦」が10位にランクインしています。女の子でも、「麦」が強さを発揮し1位を獲得。そのほか、3位に昨年10位の「茶々」、4位に昨年9位の「凛」がランクインするなど男の子とは違って順位の変動が見られました。
男女共通して、漢字であることで和風な印象となります。その中でも、男の子は、「小太郎」や「茶々丸」、「虎太郎」などちょっと古風な印象の名前、女の子は「花」や「杏」、「小梅」などお花を連想させるような名前となっていて、男の子と女の子で違いが見られました。