犬のための天気予報「犬の熱中症週間予報」が今年も配信開始
アニコム損害保険は、予防可能な「なくせる病気」のひとつである熱中症の予防啓発のため、今年も「犬の熱中症週間予報」を9月25日(金)までの半年間、アニコムグループの各種SNSアカウント(Instagram、Facebook、Twitter)で、毎週金曜日に配信しています。
「犬の熱中症週間予報」は、ライフビジネスウェザーの鈴木 勝博さん(気象予報士/獣医師)とともに、犬の体高や代謝などを考慮して開発。独自の熱中症指標を用いて作成した犬のための気象予報です。
1週間分の気象情報をもとに、全国主要10都市の熱中症注意レベルを「厳重警戒」「警戒」「注意」「やや注意」の4段階で表示することで、お散歩やお出かけの際に参考にできます。
犬の熱中症は8月にピークを迎えます。真夏になると、飼い主自身も暑さを感じることから愛犬の熱中症対策に気を配りますが、ピーク前の5月以降も注意が必要です。気温差が大きくなりやすい時期であることや、梅雨入りしてからの蒸し暑さが、熱中症を引き起こしやすくします。
今年は梅雨明け直後や8月が暑さのピークとなり、熱中症の危険性が高まるといわれています。新型コロナウイルスの影響もあって、自宅で過ごす時間が増えているかと思いますが、室内・屋外を問わず気温の変化には気を付けてあげましょう。
アニコム損保の保険金請求データを犬種別にみてみると、フレンチ・ブルドッグやパグ、ボストンテリアなどの鼻ぺちゃの犬種(短頭種)が熱中症にかかりやすいという結果が出ています。
犬は汗をかけないため、呼吸をすることで体温を下げています。特に、鼻ぺちゃな犬種たちは、ほかの犬種に比べて上手に呼吸をすることができず、熱中症にかかるリスクが高まります。また、バーニーズ・マウンテン・ドッグやボーダー・コリーなどの毛の長い大型犬も注意が必要です。
また、年齢が上がるにつれて、熱中症にかかりやすくなるといえます。気温の高い時間のお散歩や室温の高い部屋で過ごすことは、特に避けましょう。年齢を重ねるごとに熱中症だけでなく、さまざまな体の変化が生じることがありあす。日ごろから飼い主が気を付けてあげることが大切です。
コメントを送信