猫たちが1年でいちばんキライな日
猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。
年に一度、拙宅猫は動物病院に連れて行かれてしまうのでした。定期検診および予防接種のためです。でも、やはり、多くの猫と同じように、病院に行くのをとても嫌がります。
拙宅猫「うか」の場合、動物病院にて優しく診察してくれるありがたい獣医さんから逃れるべく、飼い主に登ったり、獣医さんを「シャーッ!」と威嚇したりしています。拙宅猫「とろ」の場合は、静かに穏便にしかも的確に診察してくれるステキな獣医さんのなすがままになってはいますが、ちょっとプルプル震えて怖がったりしています。
そして年に一度の、猫の健康のために必需で有用だけれど猫にとっては甚だ迷惑だしとても怖い受診が済んで家に帰ると、両者とも最初は緊張を引きずっていますが、間もなくリラックスするようです。お疲れ様でした~。
でも、「とろ」の場合、気温が高い日に受診すると、帰宅後に口をあけてハアハア言うことがあります(間もなく治まります)。緊張のあまり呼吸が荒くなっているもよう。獣医さんに話したら苦笑いで「心配ありません、受診が怖かったんでしょう」とのこと。猫はいつもと違う環境や人を、それほど怖がるんですね。
なお、猫の呼吸が荒くなり、それが続いたり、その後にグッタリしてしまうなどの症状がある場合、病気である可能性があります。そんな場合は迷わず動物病院で受診してください。
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