Q:去勢手術済みですがマーキングを部屋のあちこちでして困っています。改善策はありますか?

[2016/4/21 16:38 | 編集部]

A:マーキングには理由があります。

マーキングは犬の本能的な行動で、ほかの犬に自分の存在を知らせるための行為だと考えられています。主に雄犬に見られますが、まれに雌犬にも見られます。去勢手術をすることで大幅に減少させることができると言われていますが、個体差があります。室内でマーキングをする理由には、飼い主との関係、権勢本能の強い犬の性格、生活環境の変化などが影響していることが多いようです。改善には犬がなぜマーキングをするのか、その要因を取り除く必要があります。飼い主は犬を叱るのではなくその理由を考え、適切に対処することが大切です。もし理由がわからない場合は、獣医師や専門家に相談することをオススメします。

01)飼い主との主従関係が逆転している場合

散歩で引っ張られる、飛びつきがある、無駄吠えがある、噛み癖がある、呼んでも来ないなど、犬が飼い主より立場が上だと思っている行動をとる時には、室内でマーキングをしてテリトリーを主張することがあります。この場合にはすぐに犬のしつけ直しが必要です。飼い主がリーダーシップを取っていることを誇示しなければ、マーキングはおさまりません。

02)新しい家に引っ越した場合

新しい環境に慣れるまで犬は不安な気持ちでいっぱいです。ストレスからマーキングを始める犬がいます。落ち着ける場所にケージやサークルなどを置き、できるだけ安心できる環境を作ってあげましょう。環境に慣れてくれば、徐々にマーキングもおさまるでしょう。

03)新しい家族が増えた場合

赤ちゃんが産まれて家族が増えると、どうしても人間の興味は赤ちゃんに集中します。犬はそれを感じ取り、やきもちからマーキングを始めることがあります。いつもよりも長めの散歩をしたり多めに名前を呼んだり、忙しいなかでもスキンシップの時間をとって、しっかりと愛情を示してあげましょう。

04)飼い主の生活パターンが変わった場合

外出することが多くなったり外出する時間帯が変わったり、飼い主さんの生活パターンが変わることは多々あることです。ですが、犬は「あれ?」と思ったり、いつもと違う状況に急に不安になったりして、マーキングを始めることがあります。外出するときには声をかけることなくそっと出ていきましょう。外出から戻ったときにも「家にいましたよ」という雰囲気で、静かに戻りましょう。

[編集部]