A:切らずに時間をかけてほぐしましょう。
猫の毛はとても繊細ですぐに毛玉ができてしまいます。長毛種は毎日ブラッシングしていても、気がついたら毛玉ができていることがよくあります。耳の後ろ、顎の下、わきの下、お尻周りは毛玉ができやすいので要注意です。
小さな毛玉はブラシや櫛でほぐれることが多いのですが、大きくなるとなかなかほぐれません。ただ、その場合でもハサミで切るのはできるだけ避けてください。なぜなら、猫の皮膚はとてもやわらかく、伸縮性があります。そのため皮膚を切ってしまうことが多いのです。これはトリマーでも起こりうることです。大きくなったものでも端からゆっくりほぐしていけば、猫の毛を切らずにきれいに整えることができます。どうしてもほぐれない場合は無理をせず、獣医に相談することをオススメします。