アメリカでもっとも古い猫種で、静かで飼いやすいメインクーン

[2017/1/6 06:00 | 編集部]

ペトハピ編集部が実際に取材し、自信をもって紹介できる “真の優良ブリーダー” です。
掲載基準はこちらからご覧いただけます。

猫種:メインクーン
猫舎名:Cattery Cavallino(キャッテリー キャバリーノ)
ブリーダー/動物取扱責任者名:遠藤昭彦/津田順子
登録情報:11東京 販第1016045号(販売)
繁殖歴:12年
住所:東京都調布市仙川町
電話:080-5466-0246
メール:f40rsr@yahoo.co.jp
Webサイト:http://www.p-horse.com/cavallino/

東京都・調布市の閑静な住宅街にあるのが「Cattery Cavallino(キャッテリー キャバリーノ)」です。猫たちのために自宅とは別に一軒家を購入。その家の中は猫たちが快適に暮らせるようにと、さまざまな工夫を凝らしたリフォームがなされています。猫たちは与えられた空間を自由に動き回り、ストレスフリーの生活をしています。2000年に妊娠中のメインクーンの女の子を引き取ったことをきっかけに、人懐っこく、穏やかで、頭のよいメインクーンの魅力を知ることとなり、2003年からキャットショーに参加。翌年からブリーダーとしての道がスタートしました。

「ジェントルジャイアントと言われるように大きな体に穏やかな性格、人間ともほかの動物とも上手に暮らしていけるような性格のよい子を産出したいと思っています。また、スタンダードを満たした、健康な子を送り出したいと思っています」と遠藤ブリーダー。国内だけでなく海外からも猫を迎え、質の高い繁殖をする熱意あるブリーダーです。

メインクーンの特徴と魅力

メインクーンはアメリカでもっとも古い猫種で、最大級の大きさを誇ります。祖先は1600年代からネズミ捕りをするワーキングキャットとして暮らしていたと言われています。ニューイングランドのメイン州が原産とされ、「州猫」としても認定されています。1860年ごろに初めてメインクーンとして登録され、キャットショーに登場しますが、当時は今ほどの人気はありませんでした。大きさゆえに飼育に手間がかかると思われていたようです。

山猫のような風貌に反して、賢く、温厚で、人懐っこい性格は「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれるようになり、徐々に人気を博していきました。強固な骨格と筋肉、耐久性のある厚い被毛は、極寒の自然環境に適応してきたことを物語っています。長いボディと尾、太く筋肉質な四肢、頭の高い位置に付いた耳がリンクスティップ(耳の先の長い飾り毛)によってさらに引き立ちます。大きく卵型の目、頑丈で四角形のマズル、緩やかで流れるようなカーブの鼻筋が特徴的です。

「わが家のメインクーンは体格が大きく、とてもフレンドリーです。猫なのに犬っぽい性格をしています。鳴くこともほとんどなく、静かなのでとても飼いやすい猫種だと思います」と遠藤ブリーダー。確かに、猫とは思えないほどの大きな体格のメインクーンが多く、そのワイルドな容姿で甘えてこられると、思わず「なんてかわいいの」と声が出てしまいます。メインクーンとしてのたくさんの魅力を持った素敵な猫たちです。

飼育環境

2階建ての一軒家すべてを猫たちの生活スペースとして開放。室内は猫仕様にリフォームされ、とても快適な空間となっています。各部屋は格子の引き戸等で2~3のスペースに区切られ、それぞれの用途に分けて使用されています。床は喫茶店などの業務用で使用される、強度の高いクッションフロア仕様。壁は水拭き可能な素材を使用しているので、スプレー対策も万全です。ほかには、キャットタワーの設置やキャットウォークがつくられている部屋もあり、好奇心旺盛な猫たちのよい遊び場になっています。特注の大きなケージが設置されている部屋もありますが、ケージは基本的に常時使用しないのがポリシーです。産箱にしたり、扉を開けたままにして、猫達の休息場として使用しています。

各部屋にはエアコン、空気清浄機、次亜塩素酸噴霧器が設置され、除菌・消臭の対策をしています。清掃時には次亜塩素酸水を壁や床に散布し、拭き上げているので、嫌なニオイは一切ありません。多頭飼育の猫たちが快適に過ごせる工夫がたっぷりつまった猫舎です。猫たちに対する遠藤ブリーダーの愛情が強く感じられる飼育環境です。

ブリードの考え方

「CFA(The Cat Fanciers’ Association, INC )のスタンダードに添ったメインクーンの顔が好きで、その顔を残していきたいと思いながら繁殖をしています。ただし、TICA(The International Cat Association)からも良いものは取り入れて、より質の高いメインクーンを作り出そうと努力しています。そして、健康を重視し、すべてにおいて安全なものを使用するように心がけています」と遠藤ブリーダー。日ごろからフードや用品、薬などの品質には強いこだわりを持っているそうです。

また、国内の猫に加えて、海外からも輸入し、アウトブリード(異系交配)を基本に繁殖することで、遺伝的疾患の影響をできるだけ遠ざけるようにしています。健康な子猫は健康な親猫からしか産まれないという考えから、母猫の出産頻度も多くて2年で3回。基本的に1年に1回として、母猫の健康を重視しています。定期的にキャットショーに参加し、国内外のブリーダーと交流するなど、つねに最新の情報を入手しブリードに生かしています。豊富な知識を持ち頼りになるブリーダーです。
CFA(The Cat Fanciers’Association, INC )とはアメリカ、カナダ、南米、ヨーロッパ、アジア(日本含む)、ロシアなどに600以上の所属クラブを持つ世界最大の愛猫協会として活動する非営利団体です。

遺伝的疾患についての対応

メインクーンはいくつかの遺伝的疾患があります。代表的な疾患はHCM(肥大型心筋症)、PKD(多発性嚢胞腎)、股関節形成不全です。「HCMについてはアメリカの検査機関でDNA検査をし、その後は毎年、心臓のエコー、レントゲン、心電図の検査で対応しています。同時にPKDの検査もしています。股関節形成不全については主治医に検査をお願いしています」と遠藤ブリーダー。さらに、年1回のワクチン接種時には血液検査も実施。猫エイズ、猫白血病の検査もクリアしています。飼い主にとって安心できる対応をしています。

引き渡しまでの生活環境

母猫は出産が近くなると、子育て部屋に移動します。そこに設置されたケージの産室で出産をします。成長とともにケージを出て遊ぶようになり、すくすくと育っていきます。子猫は生後35日で1回目のワクチン接種。その後、2回目を生後60日、3回目を生後90日で接種します。その間、母猫と遠藤ブリーダーの愛情を受けながら、兄弟姉妹と過ごしていきます。状況によってはほかの猫の部屋に移動することもあります。

また、猫舎のスタッフとも接する機会があるので、それぞれの環境が子猫の社会性を身に付けることに役立っています。健康状態に問題がなければ、生後90日以降で引き渡しが可能になります。こうして、子猫たちは新しい家族のもとへ巣立っていきます。

しつけ・お手入れ・アフターフォロー

「アドバイスはいつでもさせていただきます」と遠藤ブリーダー。引き渡し時には、メインクーンを飼育する上で必要なことを説明しているそうです。爪切りやシャンプーの仕方などわからないという方には、実践で見ていただくこともあるそうです。きめ細かいアドバイスをしてくれるブリーダーなので、飼い主は安心して子猫を迎えることができるでしょう。

猫舎トピックス

12月と1月に出産があります。成長の様子や募集状況はWebサイトに掲載されます。興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

[編集部]