ファインシードと「東京キャンピングカーレンタルセンター(東京C.R.C.)」は、レンタル利用者データをもとに、キャンピングカーレンタルの利用属性に関する調査を実施しました。
調査対象は、東京キャンピングカーレンタルセンター(東京C.R.C.)利用者515名、調査対象期間は2017年1月1日~7月31日の7カ月間。
キャンピングカーでペットと行く人気エリアのベスト3は、1位が山梨県、2位が千葉県、3位が長野県です。いずれも首都圏から2~3時間程度で行ける場所が人気という結果になっています。1位の山梨県に関しては、富士山への観光やキャンプ施設の利用などを目的にする人が多いようです。
ちなみに、キャンピングカーレンタル利用者の年齢は、40代の利用率が36%と最多で、20代が28%、30代が22%と続いています。利用人数は4名~5名での利用が約半数を占め、以下2名、3名での利用者と続いています。また、性別では、8組に1組の割合で女性がレンタルしているという結果になりました。この背景には、キャンピングカーで女子会ならぬ“女子旅”をするという最近のトレンドの影響が考えられるようです。
レンタル期間に関しては、2~3泊での利用が62.3%となっていますが、10人に1人は5日以上の長期利用となっていました。クルマのタイプ別では、キャブコンタイプ76%、バンコンタイプ24%という結果となりました。これは、購入層とは逆という結果のようです。普段使いするには車高が高く小回りの利きにくいキャブコンタイプでも、レンタル利用なら使いやすく、行き先を自由に選んで出かけられるという理由などから、キャブコンタイプの車両が選ばれやすいと推測されています。
ペットと一緒に外出したいけど、公共交通機関は勝手がよくない。また、泊まれる宿が少ない、予約が取りにくいという声をよく聞きます。そんなときにはキャンピングカーをレンタルして好きな場所に一緒に行く。そんなスタイルがますます人気になりそうですね。