「猫と歩む軌跡 -東洋の美学-」高橋行雄展が、銀座レトロギャラリーMUSEEで開催

[2017/06/08 6:00 am | 編集部]

日本を代表する「猫の絵描き」として、30年間猫を描き続けている画家の高橋行雄氏。今日まで1日も欠かすことなく猫を描き続け、“猫の画家”を天職と自認するほどです。

これまで、スイス、オランダ、ドイツ、台湾と世界中で個展を成功させ、東日本大震災後間もない2011年6月には、郷里の岩手町立石神の丘美術館での大規模な個展を実現しました。

高橋行雄氏の特徴は「フォルム」と「テクスチャー」を追い求め、猫の美しさを表現することにあります。「猫の曲線美を単に写すだけならそれはアートではない。フォルムは自ら模索し創り上げたものでなければならない」と断言しています。

東洋的ともいえる絶妙な間合いの取り方が印象的な作品は、「感情が表れる空間表現」、「匂いや体温が感じ取れる空間表現」をも目指したものです。また、猫の柔らかな質感や細かい毛並み表現のために画材を厳選し、版画用紙に色鉛筆だけで描くという独自のスタイルを貫き通しています。

表現の細部まで神経の行き届いた生き生きとした、愛らしい作品を高橋行雄の美しい猫の世界を堪能できる個展は、6月14日(水)~6月18日(日)まで銀座レトロギャラリーMUSEEにて開催されます。“猫の画家”が猫をどのように表現しているか、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

「猫と歩む軌跡 -東洋の美学-」
開催期間:6月14日(水)~6月18日(日)
開催時間:11:00~18:00(初日14:00~ 最終日16:00まで)
開催場所:銀座レトロギャラリーMUSEE
入場料:無料
URL :http://kawasaki-brand-design.com/exhibitions/

[編集部]