家電おじさん&猫ブリーダーが納得した掃除機を発表!
ペトハピで執筆活動もしている阪根さんは、ニャンコのブリーダー。ご自宅には10匹のニャンコと、趣味のワンちゃん1匹を飼っている。
かたや「家電おじさん」ことワタクシ藤山は、マルチーズの定吉くんのご主人様。小型犬1匹だけでも、いたずらするわ、部屋は汚すわ、トリミングした毛もあちこちに舞い散ってたいへんな毎日。
阪根さんが苦労しているのは、毎日の掃除。毛の生え変わりの季節は、一日何回も掃除機をかけないと、床は毛のじゅうたんで覆われてしまう。職業柄ニャンコの見学など来客が多いので、掃除は徹底している。そこで「どの掃除機よりもゴミを吸い取る」というダイソンを購入した。確かに強力にゴミを吸い取るが、使っているうちに「なんだか違う……」と感じるようになって、元の紙パックに掃除機に戻ってしまったとのこと。
そこで藤山がオススメしたのが、東芝の掃除機「トルネオ V」(以下、トルネオ)だ。じつは、この掃除機はペットを飼っている人に、よくオススメしている機種なのだ。
同じサイクロンだけどペットのいる家庭には、断然トルネオがオススメ!
阪根さんはブリーダーという職業柄、毎日の掃除がたいへんということもあり、いい掃除機を求めて何度も買い換えているということですが……。
そうなんです。最初は紙パック式の掃除機を使っていたんですが、すぐゴミがいっぱいになって、吸わなくなってしまうんです。そこで、CMやネットでも話題のダイソンならいいのかな? と思って買い替えたんです。私のまわりにも使っている人がたくさんいるし、みなさん「雑巾がけをしたみたいによく吸う」って言っていたので。
実際に使ってみると、確かによく吸うのでビックリしました。ただ、だんだん「そんなにいい?」って感じるようになって。とにかくすぐにゴミがいっぱいになって、さらに少しでも許容量を超えるとゴミが引っかかって、割り箸などで掻き出さないといけなくて……。吸っては捨てるの繰り返しが、たいへんになってしまったんです。
結局、ゴミ捨てが面倒になって、再び紙パック式に戻っちゃいました。
そうなんです。ふつうのご家庭なら、ダイソンを買って失敗することはまずありません。でも、ペットと暮らす家庭だと、ちょっと事情が変わってくるんですよ。それはペットの抜け毛、フードの食べこぼし、さらにニャンコの場合は猫砂。ダイソンの掃除機は、ダストカップ内に張り出しているサイクロン機構部分側面とカップのすき間に毛がこびりついたりフードが引っかかってたまりやすいんです。ここに毛がたまりはじめると、たまった毛にさらに毛が引っかかって、雪だるま式にどんどんたまってしまう。
【お詫びと訂正】
初出時に「ダイソンの掃除機は、サイクロンの途中で毛詰まりしやすいのです。毛が詰まるとどうなるか? ゴミと空気を分離できなくなり、さらに毛が詰まりやすくなるという悪循環になってしまう。」とお伝えしましたが、毛が詰まるのはサイクロン機構の途中ではありません。お詫びとともに訂正いたします。
確かにそうでした。最初はゴミがくるくる回っていたのですが、猫の抜け毛がダストカップの中で引っかかって、回らなくなるんです。それに加えて、ダイソンは粒の大きなペットフードも吸い込んでくれるまではいいのですが、やっぱりダストカップの中で引っかかっちゃう。
ボクがペットを飼うご家庭にオススメしているのは、東芝のトルネオシリーズです。阪根さんにも使っていただきましたが、どうでしたか?
ぜんぜん毛が引っかからないのでビックリしました。しかも、毛が「マリモ」みたいに玉状になって、圧縮されるというか、かわいいというか。ダイソンの場合は1回の掃除で何回かゴミ捨てをしないといけなかったのに、トルネオなら何回も掃除できるんです。驚きました!
東芝のトルネオは、吸ったゴミを1/5に圧縮してくれるので、毛でダストカップが詰まりづらいんです。阪根さんのお宅には、ニャンコが10匹もいるので、4、5回掃除でゴミ捨てが必要になりますが、1匹だけのご家庭なら1週間ぐらい余裕です。たとえ毛の生え変わる時期でも。
ペットに優しい音もトルネオをオススメする理由
ひと昔前まで「ダイソンはうるさい」というイメージがあったのですが、最近は日本製の掃除機並みに静かになりました。音の大きさをグラフにしたものがあるのですが、それを見てもわかるとおり、細かな違いこそあれ、山の高さ、つまり音の大きさはだいたい同じです。
そうなんですか? でもダイソンで掃除をはじめると怖がって逃げる子が多かったんですけど……。
あ! それは音の高さですね。グラフの左側は低い音、右側がぎりぎり人間に聞こえる高い音を示しています。トルネオの山は、高い音になるにつれ、音が静かになっています。でもダイソンは19600Hz(19.6kHz)でもう1回山ができています。つまりダイソンは、キーン!という高い音が出ているということです。
ダイソンの掃除機は、人間には感じないけど、ペットたちにはうるさく聞こえる音が大きいということですね。なるほど、それで怖がる子が多かったのがうなづけます。
また、トルネオは「床がキレイ」と判断すると自動的に吸い込む強さを「弱」に、汚れていると判断すると「強」に切り替えるので、夜でも静かに掃除できます。ダイソンは手動で切り替える必要があるので、どうしても始終「強」でお掃除しちゃいますよね。面倒ですもん。
仕事や外出から帰って、どうしても夜に掃除機をかけたいときってあります。とくに毛の抜け変わりの時期は、どうしても……。
そんなとき、トルネオなら気兼ねなくお掃除できるのもいいですよね。グラフ全体の山が、ぐっと下がっているのがわかります。ヘッドの回転ブラシを止めれば、低い音もぐっと抑えられますよ。
壁際にたまる猫砂も根こそぎ吸い取る隙間吸引力!
私もトルネオを使ったらわかっちゃったんです! 壁際に溜まった猫砂を、みんな吸い取ってくれるって。うちで使っている紙パック式の掃除機も、ダイソンも壁際1cmぐらいに溜まってる猫砂をうまく吸い取れなかったんです。だから壁際の掃除は、ほうきとちりとりで昔みたいに掃除してました。
でも、トルネオは壁際の猫砂もしっかり吸い取ってくれるんです。しかも「ゴミ残しまセンサー」というのが光るので、キレイになった目安がわかって便利なんです。
そうか! うちは犬だからわからなかったんですが、猫砂ってけっこう散らばっちゃうんですね。ふつうのご家庭だと、さずがにほうきとちりとりじゃなく、隙間ノズルなどでお掃除するところなんでしょうね(笑)。掃除機の性能は、吸引力だけでなく床を吸うブラシつきのヘッドの性能にも左右されますね。
そうなんです。トルネオは、壁に当たるぎりぎりの部分まで吸い込みがあるんですけど、これまで使っていた掃除機の場合はブラシが際まで届かなくって、見事に1cm幅ぐらいの取り残しができるんです。あと、ドライフードなんかは、ブラシの回転が強すぎて、弾き飛ばされて部屋に飛び散ってしまうこともありました。
トルネオのヘッドは、壁際ぎりぎりまで吸い込めるように、壁に当たる部分の肉を極限まで薄くしているんです。ブラシも細く、できるだけ前方に配置しているので「際」には強いんです。阪根さんの経験を加味すると、ニャンコのいるご家庭には、壁際に溜まった猫砂もぐんぐん吸い取るトルネオでファイナルアンサー! になりそうですね(笑)。ちょっと褒めすぎかな?
でも実際に使ってみて、私はあながちウソじゃないかも? って思いますよ(笑)。
ゴミ捨ても簡単で衛生的! 静電気の発生も抑えるからダストカップも清潔
さきほど「ゴミが詰まって困る」ということでしたが、ゴミ捨てに関しても違いが出ませんでしたか?
そうそう。トルネオは、フタを開けてコロンってゴミを捨てられたんですけど、ダイソンは先ほどお話ししたとおり、ゴミが詰まっちゃって落ちてこないんです。だから、割り箸を出してきて掻き出してやろうと思ったら、手の上にゴミが落ちてきて……。詰まっちゃったフードを取るのも大変なんです。この赤い部分と透明カバーの間に挟まっちゃって、割り箸で取ろうにもくるくる回ってフードが逃げちゃうんですよ。もう、キー!ってなっちゃいます。
さらに、猫の毛は軽いので、掻き出すときも捨てるときも舞ってしまうんです。だから、ゴミ捨てのあとに、さらにもうもう一度、まわりを掃除しなければいけない。二度手間ですよね……。
ふつうのご家庭ならワンタッチでゴミが落ちるんですけど、ペットを飼っている家となると、ゴミが落ちないんですね。ペットの抜け毛って、ゴミの中でも特殊なんです。
あと気がついたんですけど、トルネオはダストカップの内側に細かいゴミが付かないんですね。ダストカップの中にたまったゴミをポンと捨てればキレイになるんです。でも、ダイソンの場合は、フチに微粒子状のゴミがたくさんくっついて、叩いてもぜんぜん落ちないんです……。そのままでも問題ないのかもしれないのですが、汚いのでティッシュで拭き取っています。これも二度手間……。
国産ならではというか、掃除機の汚れを気にする日本人ならではのご意見かと思います。トルネオは、ダストカップに静電気がたまらないしかけなのですが、海外製の掃除機の場合、まずそういったしかけはありません。なので、高速でゴミが回転するとダストカップの中に静電気が起きてしまい、微粒子状のゴミが静電気でくっついて残ってしまうんです。とくに動物の毛は静電気が起きやすいです。下敷きで髪の毛をゴシゴシやったときみたいに、静電気が起きちゃうんです。
あと、大きな違いとしては、トルネオはサイクロン部分まで分解して洗えるので、いつも清潔です。じつはサイクロンの中って、すごく微粒子状のゴミが溜まるんですよ。
海外は「掃除機を洗う」という習慣がないので洗えるようにできていません。でも、国産のトルネオなら、バラしてキレイに洗えるからとても衛生的で、気分的にもスッキリします。
長時間のお掃除でも疲れにくい。高所に舞い上がったペットの毛も簡単に!
阪根さん、トルネオをお使いになってみて、「いつもより疲れなかった」なんて印象はありませんでしたか?
疲れないというより「軽いなぁ」と感じました。
「軽い」と感じたのは、この持ち手の部分に秘密があります。この持ち手は円を描いていて、どこでも持てるようになっているので、掃除機のスティック部分と腕が一直線になるんです。すると、押す力が最小限でもヘッドを動かせるようになり、軽いと感じるんですね。軽ければお掃除疲れも軽減されますし、手首への負担も減ります。
確かに言われてみると、そのとおりです。手首を返すだけで軽くヘッドの方向を変えられます。ダイソンけっこう重たくて、立体的に変わらず、上下左右にしか曲がりません。
ダイソンは握る部分に凹凸が付いて、グリップはいいのですが、身長に合わせてスティックの長さを調節しなければなりません。スティックを伸ばしたり縮めたりして掃除する人は、トルネオの場合は持ち手の位置を変えるだけでいいので、面倒がないんです。
確かにスティックの長さを変えずに、無理して使おうとすると手首にきますね。
さらに、オススメしたいのが「先端ツールの豊富さ」です。布団掃除や高い場所を掃除するためのツールが標準で付いているので、大掃除などでも便利に使えます。とくに便利なのが、「延長ホース」と「高所用のブラシ」でしょう。ペットを飼っているとエアコンの上部などにも、抜け毛がやホコリがたまりがちです。また、ニャンコタワーの高い部分なんかも簡単にお掃除できちゃいます。布団ブラシも電動でたたき出すので、ダニの死骸やハウスダストを吸い出してくれます。ダイソンも言っていますが、ダニってUV(紫外線)ライトや温風では死滅させるのは難しいので、吸い取ってしまうのが効果的なんです。
犬は小さいときに一緒に寝たりますが、布団ブラシで掃除すると、けっこうゴミがとれるのでビックリしました。
あと気づいたことが、もうひとつあります。トルネオは家具の下にスルっと入っていくんです。グリップをひねるとヘッドの先の角度も変わるので、すごく掃除しやすかったです。それに、ライトが点灯するので暗いところもバッチリ見えるし、「ゴミ残しまセンサー」が消えると達成感を覚えますね。
ペットの抜け毛は特殊事情。生え変わりの時期でもきちんとお掃除できるトルネオ
ダイソンの掃除機は、一般的な家庭では大好評で購入してもまず失敗することのない製品。でも、ペットの抜け毛事情はかなり特殊で「掃除機泣かせ」であることがおわかりいただけただろう。
とくにブリーダーをされていて、いい掃除機を探し求めていた阪根さんの生の声は、とても参考になった。
読者のみなさんの中には、毛が生え変わる時期になるたびに、いい掃除機が欲しい! でもどれを選んだらいいのかわからない……という人も多かったのではないだろうか?
そんなみなさんには、ぜひ東芝のトルネオをオススメします。サイクロン掃除機で詰まりがちなペットの抜け毛を、マリモのように丸く圧縮。部屋の隅っこにたまりがちな、猫砂やドライフードのかけらなども壁際にぴったりくっついて吸引。お掃除の時間が長くなっても軽くて手首に負担もかからないのでラクラク。
ペットライフは、トルネオでファイナルアンサー!
(協力/東芝ライフスタイル)
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