12歳の少女が書いた作文『78円の命』の絵本化が実現

[2016/07/01 6:00 am | 編集部]

2012年、当時小学6年生だった谷山千華さん(愛知県・豊橋市)が動物の殺処分について綴った作文『78円の命』(参考記事はこちら)。この作文を絵本にするために、東京で活動するクリエイターの発案により、クラウドファウンディングのプロジェクトが進んでいましたが、最終的に500名以上から390万円を超える支援が集まり絵本化が実現。タイトルにちなんで“78円”で7月1日から発売されます(※初版のみ78円。重版の場合は780円の予定)。

作者の谷山さんだけではなく多くの子どもたちに、「命」について考えるきっかけづくりをしたい。子どものうちから動物の殺処分について知ってもらうことにより、動物の命について考えるきっかけを広げていきたい、というのがプロジェクトメンバーの考えです。

最近では、動物を飼う小学校も減少しており、子どもたちが動物とふれあう機会も減っています。ペットを飼っていなければ、動物の命について考えることも少ないでしょう。そして、殺処分を減らすためには、無責任な飼い主を減らしていくことが大切です。将来に飼い主になるかもしれない子どもと一緒に読んでみてはいかがでしょうか?

代官山蔦屋書店、二子玉川蔦屋家電などで販売予定。また、『78円の命』プロジェクトのオンラインショップでも購入できます。

[編集部]