ペット飼育の必需品、空気清浄機は性能で選ぼう

みなさんも使っている空気清浄機。でも、いまいち効果を実感できていない人も多いのではないでしょうか。もしかすると、それは使っている空気清浄機やメーカーの考え方によるものかもしれません。

空気清浄機の性能基準は日本と世界では異なります。世界的に採用されているのが、アメリカ家電製品協会(AHAM)が定める「CADR(Crean Air Delivery Rate)」という指標です。このスコアが高いほど、クリーンエア供給率が高い=キレイな空気をたくさん供給できるということになります。
※日本国内の大手メーカーは、日本電機工業会(JEMA)が定めた自主基準(HD-128)を採用

この「CADR」でNo.1の実力を持つのが、環境意識の高い北欧・スウェーデンの空気清浄機メーカー「Blueair(ブルーエア)」です。性能だけでなく、洗練されたスタイリッシュなデザインも魅力なので、愛用者も多いのが特徴です。そのブルーエアから発表されるのが、「Blue Pure 411」です。これは、カジュアルラインの「Blue by Blueair」の新製品という位置づけです。

コンパクトな円筒型ボディで、360°全方向から空気を吸い込み、キレイな空気を天面から吹き出します。そして、「HEPASilent®テクノロジー」と「粒子イオン化技術フィルター」によってPM2.5、ハウスダスト、花粉など細かな微粒子までもハイスピード清浄してニオイも除去し、部屋の空気をキレイにします。小型でありながらも、13畳(22m²)まで対応します。

また、パソコンではお馴染みの、米国環境保護庁とエネルギー省によって定められた「Energy Star®」を取得できているとおり、1日あたりの電気代は、わずか約0.8円という省エネ設計になっています。

もちろん、北欧のスタイリッシュなデザインも踏襲されています。円筒の筐体は、下部がフィルター部になっていて、プレフィルターを被せるようになっています。プレフィルターはナイロン(ポリアミド)素材で、洗って繰り返し使えます。そして単体でも別売になっているので、気分にあわせてカラーを変えることもできます。カラーバリエーションは、ブルー、レッド、ブラックの3色展開です。上部はファンと吹き出し口となっています。そして、上部にはボタンがひとつだけあって、これだけで操作もお手入れもできるというシンプルなつくりになっています。

一般的に、室内の空気は外気の2~5倍汚れていると言われています。そして、イェール大環境大学院とコロンビア大学地球研究所が毎年まとめている「環境パフォーマンス指数(EPI)」の大気環境の国別ランキンにおいて、日本は180カ国中、なんと104位なんです。以外な結果ですよね。

また、私たちが摂取する物質のうち、重量比で83%が空気で、そのうち57%が室内の空気となっています。私たちは、水や食物には気を配っていましたが、空気についても考える必要があるということですね。

現に、国際エネルギー機関(IEA)のレポートでは、毎年推定650万人が大気の汚染と関連して死亡しているとしています。これは、エイズウイルス(HIV)、マラリアで死亡する数よりも多いそうです。そして、世界保健機関(WHO)が発表した報告書では、屋外よりも室内の大気の汚染で亡くなる人のほうが多いとのことです。こうして考えると、除菌や消臭という機能に特化するだけでなく、空気環境をトータルで考えることが重要だということです。

今回のブルーエアの発表会に参加して、あらためて空気清浄機、それも世界基準(CADR)の性能をもつ空気清浄機を選ぶべきだと思いました。

公式サイトの動画

【製品概要】
価格(公式ストア):1万8000円(税別)
外見寸法:幅200mm×奥行き200mm×高さ425mm
質量:約1.52kg
適用床面積:~22mm²(~13畳)/JEMA
清浄空気供給量:290-620m³/h
消費電力:10W
運転音:17-46db(A)