シニア期を迎えた猫の認知症について

Q:猫も犬のように認知症を発症するのでしょうか?

A:猫の認知症は少ないです。

猫は犬のように認知症になることは少ないと言われています。猫の場合は、加齢にともない発症する病気に対する介護が中心となります。病気に対してどのような食事を与えるのか、どのように薬を飲ませるのかなど、それらが中心となるでしょう。猫はギリギリまで動こうとするので、寝たきりになることは少ないようです。

Q:認知症の症状にはどんなものがありますか?

A:認知症は動物病院での判別が必要です。

認知症は、老化による脳機能の低下により発症すると言われています。猫は犬と比べて認知症の症状は目立ちませんので、病気との判別が難しくなります。次のようなサインが見られたら、動物病院で診てもらうことをオススメします。

  • ふらふら歩くようになる
  • ぐるぐる回るようになる
  • 部屋の隅など狭いところに入って後退できなくなる
  • 夜鳴きをするようになる
  • 突然、甘えてくるようになった
  • 突然、攻撃的になった
  • トイレをよく失敗するようになった