犬・猫に多い傷病とは? アイペットの「ペットの傷病ランキング」
アイペット損害保険は、2017年の保険金請求実績に基づく「ペットの傷病ランキング」を発表しました。
総合傷病ランキングでは、犬・猫別ともに「皮膚炎」「下痢」が上位3位以内で共通していました。一方で犬に特徴的だった傷病は、「骨折」や「膝蓋骨脱臼」といった外傷系で、猫に特徴的だった傷病は「膀胱炎」や「腎不全」といった泌尿器系の疾病となりました。
犬・猫年齢別傷病ランキングでは、子犬・子猫(0歳)ともに「下痢」が1位となりました。また、犬と猫、年齢によって、かかりやすい傷病に違いが見られることがわかりました。子犬(0歳)に特徴的な傷病は「骨折」であるのに対して、成犬以上になると「皮膚炎」や「外耳炎」、「歯周病」や「僧帽弁閉鎖不全症」(心臓に関する傷病)が見られました。子猫(0歳)に特徴的な傷病は「結膜炎」「外耳炎」「猫カゼ」であるのに対して、成猫以上になると、「尿石症」「腎不全」「腫瘍」「糖尿病」が見られました。
このデータは、アイペット損害保険への2017年1月1日から12月31日の保険金直接請求実績に基づく3万6822件のサンプルを集計したものです。このランキングにある傷病には、日ごろのケアで防げるものも多く見られます。日々のコミュニケーションで、少しでもおかしいと思ったら相談できるようなホームドクターがいれば、大事に至らないこともあります。家族であるペットの健康は、私たち飼い主の責任でもあると考えさせられるレポートではないでしょうか。
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