ペットの誕生日を80%以上がお祝い。アイペット「ペットと楽しむイベントに関する調査」
アイペット損害保険は、ペット(犬・猫)飼育者の1,000名を対象にした「ペットとイベントに関するアンケート調査」をの結果を発表しました。
ペットと一緒に楽しんだことのある年中行事やイベントについて尋ねたところ、第1位は「ペットの誕生日」で、82.3%もの飼育者がお祝いしていることがわかりました。第2位は「クリスマス」(47.5%)、第3位は「お正月」(39.4%)となりました。誕生日やクリスマス、お正月などは、ペットを飼育していない人も含め、人々が特別な過ごし方をすることの多い日です。同じように、家族の一員としてペットとも一緒に特別な日を楽しみたいと感じる人が多いのかもしれません。
「ペットと一緒にイベントを楽しむために、どんな工夫をしたか」尋ねたところ、犬・猫飼育者ともに「いつもより豪華なペット用の食事を用意する」が過半数を超え、トップとなりました。犬飼育者では「ペット用のケーキなど、デザートを用意する」人も約60%いました。ペットの喜ぶ様子が感じられやすい「食」の面で、ペットにいつもと違う特別感を味わってもらおうと考える飼育者が多いようです。
ペットとイベント等を楽しむ際の費用についての調査では、年間1万円未満と答えた人が全体で65.3%となりました。特に猫飼育者は約75%が1万円未満と回答しました。猫は屋内飼育が推奨されていることもあり、外でのイベントなどが少ないことも影響しているかもしれません。また、全体でみると年間10万円以上支出する人は27名いました。
「今よりもペットと年中行事やイベントを楽しむ頻度を高めたいと感じているか」では、「はい」と答えた人が66.3%となりました。犬飼育者に絞ると74.0%の人が頻度を高めたいと考えていることがわかりました。
さらに、「なぜペットとイベントを楽しむ頻度を高めたいか」という調査では、「ペットとの思い出を増やしたいから」が75.0%と最多でした。コロナ禍を乗り越え、外出に制限がなくなったことや、ペットツーリズムへの関心が高まるなか、ペットと特別な過ごし方をしたいと考える人が増えているのかもしれません。
「ペットとの新たな記念日を設けるとしたら、どんな記念日にしたいか(自由回答)」では、ペットの健康を意識した「健康を考える日」「成長記念日」といった回答が複数寄せられました。ほかにも「わがままの日」「ありがとう記念日」など大切な家族であるペット過ごせることに感謝し、ペットに愛情を伝える機会にしようとする飼育者が多数いました。
ペットとイベントを楽しむことで、ペットとの関係に変化を感じた方は60%以上にのぼりました。
「ペットとの関係にどのような変化を感じることがあるか」を尋ねたところ、半数が「ペットとの絆が強くなった」と感じると回答しました。「ペットの仕草や反応をより多く知ることができた」「ペットの気持ちをより感じられるようになった」との回答も半数近くにのぼりました。イベントを楽しむことで、ペットへの理解が深まり、その結果ペットとの絆が強くなったと感じた飼育者が多いのかもしれません。
今回の調査では、65%以上の人が今よりもペットとイベントを楽しむ頻度を高めたいと考えていることがわかりました。もちろん、純粋にイベントを楽しみたいという面もあると思いますが、ペットとイベントを楽しむことを通じて、ペットの新たな一面を知り、家族の一員であるペットとより絆を深めたいと考えている様子がうかがえました。
また、「ペットとの新たな記念日を設けるとしたら、どんな記念日にしたいか(自由回答)」では、ペットの健康を意識した「健康を考える日」「成長記念日」といった回答が複数寄せられ、ペットを大切に思うからこそ、健康に気を配ろうとする飼育者の想いが感じられる結果となりました。