【編集興記】現在存命の世界最高齢の猫はもうすぐ27歳! 人間でいえば120歳のご長寿
ちょっと気になったペット関連のトピックスを、編集スタッフが持ち回りで紹介する“不定期”コーナーです。
ギネスワールドレコーズのニュースリリースによると、イギリスのオーピントンで暮らすFlossieというメスの猫が、生きている世界最高齢の猫に認定されました。
Flossieは1995年12月29日生まれなので、もうすぐ27歳になります。人間の年齢に換算すると120歳に相当するといいます。視力が弱く、耳は聞こえませんが、健康状態は良好とのことです。
飼い主のヴィッキー・グリーンさんは、CNNのインタビューに対して「Flossieが特別な猫であることは最初からわかっていましたが、世界記録保持者と暮らすことになるとは想像していませんでした。今後も彼女には、快適な余生を過ごさせてあげたいと思います」と語っています。
史上最高齢の猫は、米国テキサス州で暮らしていたCreme Puffで、38歳と3日生きて2005年8月6日に亡くなりました。長寿の秘訣はベーコンエッグやアスパラガス、ブロッコリー、コーヒーなどのさまざまな食物の摂取にあるのではないかといわれていまずが、一般的には猫がコーヒーを摂取すると中毒を引き起こす危険があり推奨されていません。
ちなみに、存命中の世界最高齢者は、フランスの南部に住む118歳の修道女のシスター アンドレさんで、1904年2月11日生まれとのこと。人類史上最長寿とされるのは、フランスのジャンヌ・カルマンさんで122歳でした。長寿記録は、今世紀中に130歳に達するとの予測もあるように、人間の寿命は確実に伸びているようです。
私たちと同様に、ペットの寿命が伸びています。犬の平均寿命は30年で約2倍にもなってるといわれています。その要因として、獣医療の進歩、良質なフード、そして生活環境の変化があげられます。しかし、もっとも大きいのは、ペットが家族の一員として、大切に育てられるようになったからではないでしょうか。
日本でも長寿のペットが増えていますが、グリーンさんの愛猫Flossieのように、快適な余生を過ごさせてあげたいですね。
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