ただ今、わが家の猫たちは“春真っ盛り”

猫は暖かくなってくると繁殖期を迎えるといわれています。昼間の長さが伸び始める1月ごろから繁殖期を迎え、短くなってくる9月ごろまで続きます。雌猫の発情は日照時間と関係していて、その時間が14時間を超えると発情期を迎えます。

外で暮らす猫の場合は、食べ物が豊富な季節に出産したほうが子猫の生存率が高まると本能的に暖かい時期を選んでいるとされています。家のなかで暮らす猫の場合には、日照時間だけでなく部屋の照明も発情期に関係します。1日12時間以上灯りが点いている環境下では、季節に関係なく発情期を迎えるとされています。

さて、わが家の雌猫たちですが、ただ今みんなで春真っ盛り。キャッテリーのある信楽は「南の北海道」といわれるくらい冬場は寒いので、雨戸を開けるのは気温が上がった9時ごろ、閉めるのは気温が下がり始める16時ごろ。

猫たちが暮らす部屋は、お世話が終わる21時ごろには消灯しています。日照時間+照明でほぼ12時間なのですが、大半の女の子が繁殖期となり賑やかです。こうなると、1日14時間という定説が通用しなくなってているのではないかと感じるわけです(笑)。

まあ、メインクーンなどの長毛種は比較的に発情期でも大きな声で鳴く子が少ないので、短毛種のブリーダーさん宅に比べると賑やか度合いは低いのですが。

ブリーダーにより世話が行き届く範疇は違うと思いますが、私の場合は同時期の雌猫の出産は2頭が限度だと感じています。それ以上になると私自身が「大変」という感覚に陥るので、それは母猫の子育てにも子猫の成長にも影響すると思っているからです。私に余裕がないとよい繁殖はできないと。

なので、今回のように “春真っ盛り” でも、交配するのは2頭までですかね。血統やスタンダードなどを考えながら、どのペアで交配するか考えようと思います。それもまた楽しいことなのです。

追記:生後1カ月半くらいの野良の子猫が、ご近所さん宅の庭でウロウロ。外で暮らす猫の発情期もまちまちになっているようです。気候がおかしいせいですかね。