遊んで、爪をといで、引きこもれる多機能トンネルに猫が夢中に!

猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。

猫が好む条件がたっぷりのダンボール製遊具

一見して「あっコレ猫が絶対好きなヤツ!」と思ったのが、PEPPY(ペピイ)の「どこでもにゃんこトンネル」。ダンボールの小部屋、ダンボールの爪とぎ、しかもトンネル状。素材も形状もギミックも猫好みの遊具です。早速試してみました。

組み立て式なので、まずは説明書を見つつ組み立て。折り目に沿ってダンボールを折りつつ、貼付済みの強力両面テープで「のりしろを貼っていく」感じで組み立てます。完成形は写真のとおりかわいらしいんですが、このテのダンボール製遊具としてはけっこー頑丈。巨猫「とろ」が上に乗っても不安感はありません。

この遊具はトンネルになっていて、猫が通過できます。出入り口サイズは約16×14cm。「とろ」もギリギリ通過できました。標準体型の猫なら余裕で通り抜けられると思います。単に床に置いて遊ばせてもいいですし、冬場はコタツの内外をつなぐように置けば、掛け布団をめくらずとも猫がコタツに出入りできますな。

箱は二重になっていて、内部を引き出すとトンネルが延長され、その屋上(!?)が爪とぎになっています。短いトンネルとしても長いトンネルとしても使えて、さらに爪研ぎまであるので、拙宅猫は興味津々で遊んだり爪とぎをしたり、ときには内部でたたずんだりしました。そんな様子を写真でどうぞ♪

7つのダンボール製パーツを組み立てて作る、箱状遊具です。写真に写っているもののほか、底面に貼る滑り止めと組み立て説明書が同梱されています。価格は2376円(税込)です

完成形。強力両面テープで接合しつつ作るため、いったん貼ってしまうとやり直しづらいです。ので、説明書をジックリ読みつつ組み立て。完成まで15分くらいかかりました

内部を引き出すとトンネルが長くなり、その屋上が爪研ぎになっています

早速「とろ」がトンネルに進入。7kg級の猫ですが……入れるかな?

どうにか入れたようです。でもちょっとギリギリという感じでした

屋上の爪研ぎをバリバリバリバリ。若干高所の爪研ぎは「不安定かな」と思いましたが、意外なほど安定感があります

白い箱の部分は十分に頑丈で、7Kg級猫「とろ」が乗っても大丈夫です

標準体型(より若干太め)の「うか」もチャレンジ。フツーに進入できました

スルスルっと通過。猫ってトンネルがあるとたいてい通過しますな~

ほどよい広さ(狭さ?)が気に入ったのか、「うか」が内部で佇みます

「うか」はトンネル内部ですっかり落ち着いちゃいました♪