ペット&ファミリー損保、「2022年 犬の名前ランキング」を発表

T&D保険グループのペット&ファミリー損害保険は、2021年1月~12月に同社のペット保険に新規加入した0歳の犬の名前を調査・集計し、「2022年の人気の犬の名前ランキング」として発表しました。

総合ランキング1位は和風の響きがかわいらしい「むぎ」。オスは勇敢なイメージのある「レオ」、メスは優しい印象の「もも」がトップでした。「むぎ」はオスの名前ランキングでは5位、メスの名前ランキングでは4位とオス・メス関係なく付けられる名前として上位にランクインしました。また、「むぎ」に似た「こむぎ」も総合ランキング5位、メスの名前の6位にランクインしているため人気の高さがうかがえます。

食べものを使った名前では、その食べ物が持つイメージや言葉の持つかわいい響きと、毛色やかわいらしい雰囲気をリンクさせて名付けられているのでしょう。1位の「チョコ」などブラウン系の毛色をイメージさせる名前が多くランクインしていました。
漢字を使った名前では、雄大なイメージのある「空」の人気が高く、1位にランクインしました。3位の「麦」は、総合ランキング1位の「むぎ」を漢字で表記したもの。同じ響きでも、表記が違うと受ける印象が変わるため、飼い主さんのこだわりが見える結果となりました。

大型犬・特大犬の名前の第1位は「ルーク」です。大人気映画の登場人物でもあり、ドイツ語で「光を運ぶもの」という意味を持ちます。どの名前も呼びやすい響きをもっており、5位には和名の「ゆず」がランクインしました。
一方で、小型犬・中型犬のランキングはかわいらしく優しい響きの名前が並びました。1位の「むぎ」など総合ランキングと近い結果になることから、小型犬・中型犬の飼育頭数の多さの影響の大きさがうかがえます。

犬種別に名前を見ていくと、それぞれの犬種や毛色を連想させる名前がランクインしています。トイプードルのモコモコとした毛を思わせる「モコ」。ポメラニアンの毛色を思わせる「ラテ」。日本犬である柴犬やがっしりとしつつもひょうきんな個性が魅力のフレンチブルドッグは、「きなこ」や「こてつ」といった和風な名前が目立つ結果となりました。

犬を家族に迎え入れて、最初にプレゼントするのが名前です。犬の名前は、家族が呼びやすく、犬自身も覚えやすい名づけが大切です。サイトでは犬の名づけのヒントについても紹介しているので、参考にしてみてください。