家電ライターとして自信を持ってオススメ!! ペットのいる家庭に最適な除菌消臭器「オゾネオエアロプラス」
2年ほど前から愛用している除菌消臭器がマクセルの「オゾネオエアロ」。わが家にはワンコのマルチーズとニャンコのメインクーンがいるが、猫のトイレはどうやってもニオイが気になる。犬より強烈だ(笑)。そこで数年前から各社の除菌消臭器を取っ替え引っ替え使ってきたが、オゾネオエアロに落ち着いている。
また、コロナ禍で新たにペットを飼い始める家庭が増えて「除菌消臭器がほしいんだけど何がいい?」とSNSやメール、テレビのロケなどでよく質問される。そこでオススメしているのが、マクセル「オゾネオエアロプラス」というワケだ。
今回は、効果的なのはもちろん、ペットがいても安心・安全に使える「オゾネオエアロプラス」をご紹介したい。
「日本オゾン協会」認定の製品・メーカーだから安心・安全
オゾンは“ちょっと怖い”というイメージがあるかもしれない。4~5年前までは死亡事故こそないが、オゾン発生器を使ったら体に異変を感じたという報告があったという。しかし、問題になるのはオゾン自体ではなく、オゾンの「濃度」。かつては業務用機を家庭で使ってしまったり、濃度の高いオゾンを放出したり、使い方を誤っていたことがあった。
この表にあるように、安全基準は0.1ppmまでとなっている。コレを超えると、不快なニオイでその場にいられなくなるので、死亡事故はおろかさらなる症状の悪化はないという。
また、現在は日本オゾン協会が認定した「安全な製品」をカンタンに見分けられるので安心だ。日本オゾン協会は、大学や研究機関、民間企業で構成されている組織で、オゾン発生器を厳しくチェックし、安全な製品のみに認定マークを与えている団体。製造メーカーや輸入代理店に対しては、当該協会が実施する「オゾンスペシャリスト」試験の合格者が常駐し、万が一の事態や相談があった場合に対応できるよう、事業所に対しての認定も行っている。
つまり、このマークの付いている製品は、製品自体も安全なうえに販売するメーカーや輸入代理店も信用が保証されているワケだ。
逆にいえば、このマークのない製品は購入を控えたい。なぜならオゾンは除菌・消臭効果もあり非常に有用なのだが、業務用のオゾン発生装置を一般住宅で使ったりすると、部屋中のオゾン濃度が高くなり危険だからだ。
先のオゾン濃度と症状に示したように、0.1ppmまでが安全な濃度とされている。でもこれには細かい条件があって「1日8時間以内で週間40時間程度まで」という時間制限があるのだ。
でも、一般家庭でこんな面倒なことができるワケがないので、マクセルはオゾネオエアロプラスを24時間稼働することを前提として、0.05ppmという安全なオゾン濃度に設計しているのだ。
「0.05ppmって薄すぎでは?」と疑念を痛く方も多いかも知れない。しかしその点は新型コロナウィルスの研究で名高い「藤田医科大学」から、こんな実験結果のリリースが出ている。
出典:藤田医科大学
人体に無害とされる低濃度(0.05または0.1ppm)のオゾンガスであっても、新型コロナウイルスの感染性を抑制する効果があることが、実験によって証明されました。特に湿度の高い条件では効果が高いことも明らかになりました。本研究は、特に湿度の高い部屋において、人がいる環境であっても継続的に低濃度オゾンガスを処理することで、新型コロナウイルスの伝播を低減できる可能性があることを示唆する世界初の基礎研究となりました。
あくまで実験室での結果だが、低濃度でも効果あるのは明らかで、24時間運転が基本のオゾネオエアロプラスはより効果的と言えるだろう。もちろん、タイマー機能で自動的に電源をOFFにすることも可能だ。
マクセルもオゾン協会から認定を受けている事業所なので、サポートに電話すればいつでもオゾンのスペシャリストがアドバイスしてくれるので心配はない。
オゾネオエアロプラスの除菌効果はこんなに凄い!
さてここで、オゾネオエアロプラスの除菌効果を筆者が独自に実験した結果をお見せしよう。ただし「オゾネオ=(オゾン)」がないと、カビが繁殖する」という実験結果なので、お食事中や苦手な方は読み飛ばしていただきたい。
用意したのはテレビでもよく見る「菌を繁殖させる寒天」。今回使ったのはカビが大好物のコンソメスープを混ぜた筆者のスペシャル寒天だ。そこの中心にパンに生えた1㎜程度の青かびを付着させている。
ひとつはオゾネオエアロプラスを24時間運転している猫トイレの部屋に置いて、もうひとつはオゾンが届かない居間に置いたものだ。
パッと見ただけで効果が分かるだろう。オゾネオが稼働する部屋に置いたスペシャル寒天には、中央に付けたカビはそれ以上繁殖せず、室内気流で胞子が飛んだのか端っこに1つだけカビが見られる程度。対して、居間に置いたスペシャル寒天は、中央につけたカビを中心に寒天全体にカビが増殖している。なお、白い粒は寒天を作るときにできてしまった気泡なので無視して欲しい。
この実験は開始から2日目の状態。1週間置いたらどれだけの違いになるか想像に容易いだろう。このようにたった2日でもオゾンがあるとないでは除菌効果に大きな差が出ることがお分かりいただけたと思う。
各メーカーのイオン系よりオゾネオが効くワケ
各メーカーから発売されている除菌消臭器には「OHラジカル」というイオンを使っているものが多い。いったいオゾンとは何が違うのだろうか? 結論からいえば、除菌・消臭のしくみはまったく同じだが、部屋でどこまで効果があるかが異なる。筆者がオゾネオエアロに辿りつくまでいろいろ買い換えてきた原因だ。
除菌・消臭のしくみはOHラジカルもオゾンも、菌やニオイの元を酸化させて別の物質に変えるということ。「酸化」というと難しく聞こえるが、要は「錆びさせること」。釘などの鉄が錆びると、銀色が茶色く変色し、さらに酸化が進むと鉄の硬さやしなやかさはなくなり、手で折れてしまうほど錆びでボロボロになる。OHラジカルやオゾンも、菌やニオイの元を酸化して錆びさせて、別のものに分解してしまうのだ。
しかし、OHラジカルとオゾンには大きな違いがひとつある。それは空気中にどれだけ長く留まっていられるかだ。OHラジカルは発生器から飛び出した瞬間から分解が始まるため、機器のそばでしか効果を発揮できない。各社は部屋の隅々までOHラジカルを行き渡らせられるかで凌ぎを削る。つまり、OHラジカルにいろいろな工夫を施していて、それが各社のイオンの名称になっているのだ。
一方で「オゾネオエアロプラス」は、OHラジカルではなく「オゾン」を使う。オゾンは酸素分子が3つ結合したもので、非常に不安定。スキあらば酸素ひとつを切り離して「オゾン(O3)」から「酸素(O2)」になろうとする。
発生器から飛び出したオゾンは、つねにO2になろうとする。空気中だけでなく、カーテンやソファ、壁やドアノブなどにウイルスや細菌、ニオイの元などがあると、これにOをひとつくっ付けて酸化。自分は酸素(O2)として安定するのだ。
オゾンは空気中を漂いながらおよそ30分で半減。数時間で分解(すべてが酸素になる)するという。これはどんなOHラジカルよりも滞空時間が長いので、広い部屋の隅々まで届くというワケ。
「オゾネオエアロプラス」は、無線LAN(Wi-Fi)装置ほどの大きさしかないが、最大20畳まで対応できるのはこのためだ。コンパクトながらも風量を調整することで、1~20畳まで対応できる。また、空気中を浮遊するウイルスやだけでなく、壁や天井、家具やドアノブに付着しているウイルスや細菌、ニオイにも有効だ。これがオゾンの優れた除菌・消臭力。例えるなら、オゾンは空気もキレイにするが、壁やドアノブなども除菌消臭シートで拭き掃除しているのと同じ感覚なのだ。
ペットと一緒に暮らす家庭にオススメの理由
ペットと一緒に暮らしている家庭に「オゾネオエアロプラス」をオススメする理由はカンタン。圧倒的な消臭力があるから。わが家の猫トイレは風呂の脱衣所に置いてある。以前は、うんちをすると居間まで臭ってきたが、オゾネオエアロにしてからトイレを確認しなければならないほど消臭できている。
消臭効果の高さから多くのホテルや介護施設などでもオゾンは使われている。さらに、除菌効果も非常に高く、食品工場や病院、浄水場でも活躍している。「昔の東京の水道は塩素臭かった」ことを覚えている人も多いだろう。しかし、最近ではオゾンと塩素を併用することで塩素の使用量を半分まで抑えた結果、ほとんど塩素臭がしなくなっている。
これだけオゾンが使われる理由は、その効果もあるが「残留物」が残らない点だ。浄水場が塩素なしにしないのは、オゾンが上水道の途中ですべて分解して、浄水場から家庭の蛇口まで消毒した状態を保てないから。つまり残留物がないのがオゾンの特徴。
とくに除菌消臭系のスプレーは、残留物が問題になることが多い。人間なら問題はないが、ワンコやニャンコは自分の足を掃除するときや、こぼしたご飯を食べるときに、一緒に床に付着した残留物まで舐めてしまう。
説明したようにオゾンは残留物が一切ない。オゾンは1時間ほどですべて分解されて、安全な酸素になる。消臭・除菌効果が高いのに、残留物が一切残らなくて安全なのだ。繰り返しになるが、これが筆者がペットと一緒に暮らす家庭に「オゾネオエアロプラス」をオススメする理由だ。
また、メンテナンスがカンタンなのも嬉しい。換毛期になると空気清浄機もエアコンも加湿器も、空気を吸うものはみんな吸入口が毛だらけに! 「オゾネオエアロプラス」は、パカッとフタを開けると吸入口のフィルターが見えるので、コレを掃除するだけでOKだ。じつにカンタン。しかも、取り外しできるので、シンクでサッと洗うことも可能だ。
コレだけはやっちゃダメ! オゾネオの間違った使い方
さて、いくら安全性の高い「オゾネオエアロプラス」でも「絶対にしてはならないこと」を説明しておこう。それはニャンコのドーム型トイレのように狭い空間に設置しないこと。極端に狭い空間にオゾネオを設置してしまうと、オゾンの濃度が高くなってしまい、場合によってはペットが危険に晒されることになる。
そして、風量ボタンは必ず部屋の畳数に合わせて設定すること。浴室の脱衣所などにトイレを置いてある場合、風量1の1~6畳にすること。早くニオイを消したいと「風量2」の6~14畳、「風量3」の12~20畳に設定すると、これもオゾン濃度が上がってしまうので注意が必要だ。
温度と湿度もデジタルで表示されるので居間にも置きたい
「オゾネオエアロプラス」は、ペットと暮らす人だけにオススメするものではない。生活臭や部屋のかび臭さなどにお悩みの方、介護やインフルエンザをはじめとした感染予防にも有効だ。とくに消臭の面では、いろいろな方法があるがオゾンはメリットが多い。
【オゾン】濃度にさえ気をつければ、部屋の隅々まで消臭できて残留物もない
【イオン系】部屋の隅々まで届きづらいので消臭に時間がかかる
【活性炭フィルター】空気そのものは一瞬で消臭できるが、壁やカーテンなどについているニオイの分子には効きづらい。またフィルターには寿命があり交換が必要
【スプレー系】ニオイの元に直接効くが残留物が残る場合が多い
さらに、付加機能だが本体に温度計と湿度計が付いているのが意外に便利。人間は湿度に対する感覚が弱いので、数値として表示されるので加湿の目安になる。インフルエンザは湿度50%以上にすることが大切になるので、正確な湿度表示は頼りになるだろう。
業務でも使われる信頼の除菌・消臭が安全でコンパクトに!
オゾンの効果はこれまで説明してきたとおり、業務用として何十年も使われて除菌・消臭効果は実証済み。たったひとつの問題だったオゾンの濃度は、最近は一般家庭用に濃くならないように設計製造されて安全。しかも、日本オゾン協会という第三者機関が、その安全性を保証しているので、ペットがいる家庭でも安心して使える。それが「オゾネオエアロプラス」だ。
最後に気になる電気代は、24時間つけっぱなしで「月額最大」で93円程度。ほぼ電気代を気にする必要はないレベルだ。筆者も数年前からオゾネオシリーズを愛用しており、その効果は実証済みだ。みなさんにも自信を持ってオススメしたい。
提供:マクセル
コメントを送信