タクシーへの動物の持ち込みがOKに!

国土交通省が10月8日に発表した「一般乗用旅客自動車運送事業標準運送規約」などの一部改正により、タクシーへの動物の持ち込みがOKになるそうです。パブリックコメントを実施して、11月中旬に公布・11月下旬に施行されるので、近いうちに利用が可能になります。

私は、これまで何度かわが家の猫を連れてタクシーを利用したことがあります。とはいえ、タクシーの運転手さんによってOKなケースとNGなケースがあって、その対応の違いに「なんだかなぁ……」という思いを持っていました。もちろん、キャリーバッグに入れての乗車でしたが、動物が嫌いな運転手さんだと「毛が付くから」とか「ニオイが付くから」と断られることがあったのです。

先日、受講した「ペットセーバー」の講習でも、ペットの緊急時には自分の運転ではなく、タクシーを利用することという指導がありました。気が動転して交通事故を起こす可能性があるからです。その講習でもタクシーによって断られるケースがあるので、事前にOKかどうかの確認をタクシー会社にしておいたほうがよいとのことでした。ですので、この改正はとても嬉しいことです。オリンピックに向けてワゴンタイプのタクシーも増えていますので、ケージさえ乗せられれば中型犬や大型犬の移動にも利用できることでしょう。

ちなみに、私は乗車時には敷物を持参して、その上にキャリーバックを置くようにしています。タクシーのシートを汚さないようにするためです。タクシーの運転手さんにも嫌な思いをさせず、私たち飼い主も快適に利用できるように、最低限のマナーは守りながら利用したいですね。