どこでも寝ちゃう猫。なぜそんなに睡眠時間が長いの?
よく通る道の脇にある民家の窓に、よく猫が見えます。カーテンと窓の間で、いつも寝ている猫。長閑な光景でとても和みますが、ふと思います。「猫っていつも寝ているなぁ」と。
猫ってホントによく寝る。「寝る子」で猫と呼ばれるようになったともいわれていますが、まあ一日中と言っていいほど寝ている。見ると寝ている。また寝ている。やっぱり寝ている。
猫の睡眠時間は1日あたり12〜16時間だそうです。子猫は20時間寝たりするそう。猫は本来狩りをする動物で、狩りの時間帯は早朝や夕暮れの薄暗い時間帯。そのピンポイントの時間帯に全力で狩りをするため、ほかの時間は寝て体力を温存しているのだそう。
でも室内飼いの猫は狩りをしません。しかし体力温存の本能はしっかりあるので、室内飼いの猫の多くが肥満傾向にあるそうです。起きている時は“狩りごっこ”でしっかり遊んであげる必要がありそうですね。
さておき、室内飼いの猫は“場所を問わず寝る”のも特徴的です。人が通る場所でも長くなって寝ていたりしますし、禁じられなければテーブルの上でぐっすり寝ていたりします。
テーブルの上で寝ていたら観察のチャンス。そーっと静かに観察していると、イビキをかいたり寝言のようなことをいったりもしています。手や足の先をピクピク動かしたりも。そんな時は夢を見ているんだそうです。狩りの夢でしょうか?
ただ、猫の眠りは浅い眠りが多く、熟睡するのは一度にほんの数分だそうです。熟睡していないときは、人間の動きなどを察知するとすぐにパチリと目を開きます。カメラのシャッター音なんかでも目を開きますので、猫の熟睡姿ってなかなか撮れなかったりします。
でも、熟睡ではない“うたた寝”状態でも、物音などで眠りから目を開いた直後は“寝ぼけ顔”だったりします。室内飼いの猫はいろいろ呑気な感じですね。
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