【猫グッズレビュー】ラタン風キャットハウスを使ってみた

以前、こちらの記事で紹介したディノスのキャットハウス。編集部から「試してみて!」と言われたので実際に使ってみました。

まず、この製品はパッと見た感じはラタン風ですが、スチールのフレームにポリプロピレンで編み上げられています。なので、丈夫で使い勝手もよさそうです。それに、水にも強いので汚れたら丸洗いできるので清潔に使えますね。

箱から出すと、本体(ハウス)とフタ(屋根)に分かれています。ハウスに屋根をのせ、軽く押さえれば完成。誰でも簡単に組み立てられます。

部屋に置いてみたところ、猫たちが興味津々で集まってきました。まずは成猫が様子をうかがいます。ニオイをかいでみたり、覗いてみたりしていました。まずは、レッドの女の子が屋根に陣取り、さらにハウスの中にも入りました。この子はメインクーンで1歳5カ月ですが、すでに体重は5.8キロあります。なので、ちょっとサイズオーバーぎみです。

危険でないことがわかったのか、続いてオッドアイのホワイトくんも屋根でくつろぎだしました。この男の子も1歳7カ月で体重は7キロを超えています。やっぱり、ちょっとサイズオーバーぎみですが、ハウス自体はビクともしません。

選手交代で今度は子猫たちが集まってきました。なんの警戒心もなく上に登ったり、中に入ったりと大騒ぎです。この子たちは、まえにネットワークカメラの記事に登場した7兄弟姉妹です。すくすくと育って、生後2カ月で体重は1.8キロくらいになりました。この時期は遊び盛りで、何にでも興味を示します。このように兄弟姉妹、親や他の成猫と接することで社会性を学ぶ大切な時期なんです。こうして人にも猫にも優しい猫に育っていきます。

あれれ、お母さんが見当たらないと思っていたら、ハウスの中で寝ていました。まだまだ甘えん坊の子猫も無理矢理入り込んでいたようです。屋根を外すとこんな感じ。目を覚ましてしまいましたが、そっと開ければお昼寝中のかわいい寝顔も撮れますね。

すぐに、みんなのお気に入りになりました。ただ、ひとつしかないので毎日みんなで特等席の取り合いです。まるで順番待ちしているみたい。けんかしないで、譲り合ってくつろいでね。

このハウスはとにかく頑丈です。猫たちは、ガジガジと噛んだり、ガリガリと爪研ぎしたりしますが、びくともしません。以前、ダンボールのハウスを置いたことがあるのですが、瞬く間にボロボロにされてしまい無残な姿になってしまいました。

まとめ

デザインもつくりも申し分ありません。編み上げているので適度な通気性もあり、さらに汚れたら水洗いもできるので耐久性も高いと思いました。屋根でくつろいでいる姿や、ハウス内で居眠りしている姿など、かわいい写真が撮れそうです。

また、ほどほどな高さなので、成猫だけでなく子猫でも問題なく使えます。だだ、唯一残念だったのは、簡単に動いてしまうこと。わが家は、床がピータイル仕様になっているので、ちょっとチカラを加えるだけでハウス本体が滑って動いてしまうのです。底面に滑り止めなどがあると、さらによいと思いました。ということで、ラバーの滑り止めを貼ったところ、定位置から動くこともなく使えています。