飼い主と犬との信頼関係
太鼓判ブリーダーが犬たちとの暮らしをご紹介。ほのぼのした日常やブリーダーならではの話など、いろいろな日常をお届けします。今回はイタグレのブリーダーIG Ippuku Kennel/萩原京子さんです。
あなたが信頼できる人はどのような人ですか?
安心できる、一貫性がある、わかりやすく物事を教えてくれる、正解を導きだしてくれる……。好き嫌いで言うと、信頼できる人は好き側に分類されますね。
ワンちゃんも同じです。信頼=安心。
信頼できる飼い主というのは、わかりやすく教えてくれる人、一貫性がある人です。
「ボクの飼い主は一貫性がある」
「ボクの飼い主はわかりやすく教えてくれる」
「だからボクは飼い主の行動が予測できて、混乱しなくて済むんだ!」
信頼と安心をくれる飼い主さんだと「おかあさん大好き!」と思えます。
でも、実際はどうでしょう?
気分がよいと「まぁいいか」と見逃して、イライラすると怒鳴りつけたりしませんか? 同じことでも叱られるときと叱られないとき、ほめられるときとほめられないときがあると、ワンちゃんは混乱します。覚えが悪いのではなく、一貫性がないとワンちゃんはわかりにくいのです。
【犬とのよい信頼関係をつくるためには】
・本当に必要でない限り叱らない=少々のことを口癖のように言わない
・犬が安心できるわかりやすい態度を示す=犬から見て予測しやすくしてあげる
・犬が聞く耳をもてるようにする=望ましい行動をきっちりほめる
私たち人間も大好きな人から好かれたいし、大好きな人の言葉には耳を傾けたくなります。ワンちゃんから信頼される飼い主になり、飼い主の言葉を聞きたくなるように接してみましょう!
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