猫を「神聖」に描く個展「猫礼賛祭壇画」、南青山で11/5~

現代美術ギャラリーのGYOKUEIは、現代美術家・川井徳寛さんによる個展「川井徳寛 一猫礼賛祭壇画一 Tokuhiro Kawai “Altarpiece of Cat Adoration”」を11月5日から11月29日まで開催します。

猫という存在を「神聖なる奇跡」として捉え、初期ルネサンスの宗教祭壇画の様式を用いて「猫」を讃える作品群が展示されます。

展示作品のひとつである「睡眠礼賛」は、1日に約16時間眠るといわれ「寝る子」が語源説ともなる猫をモチーフにしています。眠る複数の猫に光輪を付け神聖な印象を与えることで、睡眠という行為を崇高で讃えるべきものとして表現しています。光輪には、花言葉で「眠り」の意味を持つ白いポピーが刻まれています。

川井さんは幼少期から猫と深い関係を築いてきた画家であり、物心つく前から猫は家族や友人のような存在でした。中学時代に初めての別れを経験し、その後保護猫と18年間にわたり寝食を共にした体験が、美術表現に昇華されているといいます。

こうした背景から、猫は単なる愛玩動物ではなく、「守護神」「媒介者」「人間社会の鏡」へと昇華させた存在として描かれています。金箔の光や静謐な構図の中に描かれる猫たちは、人間の内面を照らし、見る者の心に問いを投げかけるとされています。

また、猫を愛する人々の間にある強い共感が、近年の思想や人種等による分断に対抗しうる可能性を秘めていると述べています。

開催前日の11月4日(火)14時から19時にはオープニングレセプションが開催されます(作家の来館は16時頃予定)。会期中も11月14日終日、22日16時ころ、27日終日に作家の来館が予定されています。

会期11月5日(水)~11月29日(土)
時間10:30~18:30
休廊日日曜・祝日
会場GYOKUEI(東京都港区南青山6-8-2 1階)
URLhttps://www.gyokuei.tokyo/exhibition/