リサ・ラーソン「にっぽんのリサ猫」シリーズ第三弾に兵庫県の伝統工芸「丹波焼」の猫

トンカチは、リサ・ラーソンの「にっぽんのリサ猫」シリーズの最新作として、兵庫県の伝統工芸である丹波焼でつくられた猫を公式オンラインショップで予約販売を開始しました。

本企画は、リサ・ラーソンがスウェーデンで制作した陶器の猫を原型に、日本各地の陶磁器の生産地で新たな「にっぽんのリサ猫」を生み出すプロジェクトの第三弾となります。

「にっぽんのリサ猫」プロジェクトは、日本各地に根付く個性豊かな陶磁器の工房と、そこに息づくつくり手の人生や自然へのリリサ・ラーソンのリスペクトから生まれました。

単にリサ・ラーソンの原型を量産するのではなく、各地の窯元の手と作り手の個性に触発されながら変化し、リサ・ラーソンの血を受け継ぎつつも、野良猫のように自由に変化しながら力強く生きる「混血の猫」を日本の風土のなかに表現することを目的としています。

今回の第三弾では、日本六古窯のひとつに数えられる兵庫県丹波篠山市の丹波焼の技術が用いられ、「五番」と「六番」の猫が誕生しました。この丹波の猫たちは、たくましく生きる野良猫を表現するため、陶磁器の伝統的な装飾方法である「鎬(しのぎ)」という技法を応用した老職が施されています。

鎬は陶器の表面を削って彫り模様を施す技法で、通常は鉋を使いますが、今回は猫の毛並みを表現するために細い針先が使用されています。これにより、戦いを生き抜いたような荒々しさと誇り高い野良猫の存在感が与えられています。表情や毛並みの模様は職人の手作業によって一点一点彫られており、それぞれが世界に一匹だけの猫です。

「にっぽんのリサ猫(五番、丹波)きりしろ」は、赤土の素地に白化粧で仕上げられています。スポンジに白い泥状の粘土を含ませて表面に塗布することで、ざらざらとした質感や自然なムラが生まれ、寒い朝の「丹波霧」の風景を思わせる風合いが特徴です。

「にっぽんのリサ猫(六番、丹波)つちまさ」は、丹波の赤土の上に一度白化粧を施し、さらに「飴釉」をかけた伝統的な丹波焼らしい仕上がりで、土の力強さを感じさせる一匹です。

丹波焼は、約850年の歴史を誇る日本最古級の陶器のひとつで、瀬戸、信楽、常滑、越前、備前と並ぶ「日本六古窯」に数えられます。自然の灰が釉薬となる「自然釉」や、窯のなかで生まれる色の変化「窯変(ようへん)」が特徴であり、深みのある色合いと素朴で温かみのある風合いが魅力です。現在も多くの陶芸家が壺や茶器、皿など暮らしの中で使われる器を制作し続けています。

素材陶器(丹波焼)
サイズW13.5×H8×D9.5㎝
重量50g
価格6,600円
生産国日本