スタパ齋藤の猫がたり Vol.216

AIがますます進化! 日本語でアバウトな条件の猫画像を生成してみると……

[2024/09/04 6:01 am | スタパ齋藤]

生成AIの進化が止まりません。生成AIは、人間から言葉などで指示されると、「無から文章や画像を生成する」というAIです。筆者は主に画像生成AIを使っていますが、最近では「生成AIがつくった」と言われなければわからないくらい「上手」に生成します。

たとえば猫の画像。AIに「猫か”3匹並んで”いる 背景は雑木林」とだけ日本語で伝えて画像を生成させてみました。

 

まずは有名な画像生成AIの「Midjourney(ミッドジャーニー)」の生成です。Midjourneyの最新版を使っています。

猫を見慣れている人間からしても、非常にリアルな写真が生成されました。ほとんど完璧じゃないでしょうか? でも一度も3匹の猫が生成されなかったのは残念です。

続いて、Midjourneyのアニメ風バージョンの「niji・journey(ニジジャーニー)」の生成。

猫の数が合ってなかったり、尻尾が2本あったりと、そういった部分は微妙ですが、きれいなイラストを生成してくれました。

 

それから、クリエイティブ系のソフトウェアで知られるAdobe(アドビ)の生成AI「Adobe Firefly(アドビファイヤーフライ)」。上記MidjourneyやMidjourneyは有料サービスですが、Adobe Fireflyは無料でも使えます。

 

また、従来のFirefly Image 2に加えて、現在はより高性能なFirefly Image 3が使えるようになりました。まずはFirefly Image 2の生成から。

Firefly Image 2は、Midjourneyと比べると画像がモワッと甘い感じです。でもかなりリアルに生成してくれました。

 

続いて最新のFirefly Image 3の生成です。

猫の瞳が一部モヤッとした感じになった生成もありますが、リアルで鮮明な生成もあります。また、AIによってこれほど「背景の雑木林」の生成が異なるのもおもしろいですね。

[スタパ齋藤]