スタパ齋藤の猫がたり Vol.188

サイクリングエリアの河川敷工事が開始。真冬だから地域猫が心配

[2024/02/14 6:01 am | スタパ齋藤]

以前に本連載で「いつものサイクリングエリアが工事に。人懐っこい地域猫はどうなる?」という記事を書きました。いつもの遊歩道を、猫を探しつつの猫サイクリングをしていたら、その遊歩道の一部が工事で壊されるという告知があったのです。

その遊歩道には地域猫がいます。白黒の地域猫で、多くの人にかわいがられていて、食べ物をもらったりしています。工事はその猫の住み家付近で行われるもよう。

工事が始まったら、あの白黒猫はどうなっちゃうんだろう? と気がかりになり、工事開始後にその場所を訪れてみました。

こんな白黒の地域猫。気分屋ではありますが、けっこう人懐っこい
触らせてくれたりもします
その猫の住み家は遊歩道近くにあると思われます。遊歩道は川沿い。その川沿いで工事が始まりました(告知の期間以降も行われていました/新たな工事かもしれません)
告知の工事エリアがまさに白黒猫の住み家付近です
猫の背景に見えている遊歩道が、この白黒猫が頻繁に出没するエリアです
白黒猫がいたエリア付近で工事が行われています
工事エリアに接する遊歩道はすっかり削られてなくなってしまいました
立て札の向こうにずっと遊歩道が続いていましたが、現在はありません
しかし白黒猫出没エリアには遊歩道が残っており、ここが壊される気配はありません。猫にごはんをあげた痕跡があったので、たぶん白黒猫は以前と同じくこのエリアに出没しているように思います。ただこの日は強風だったからか、白黒猫は見られませんでした
もう一カ所訪れてみます。なかなか近寄れない茶トラの地域猫がいるエリア
去年後半にはけっこう近寄れるようにはなったんですが……まだ触れることはできません
茶トラ猫のエリアの付近を探索していたら……あっ猫!
藪の向こうの日当たりのいい場所で丸くなっていました
声をかけると小さく口を開いて「ニャッ」と言いますが、近づいてはきませんでした
さらに一カ所訪れてみます。本連載「地域猫たちが出現するスポットや時間帯を把握しつつある」に登場した、非常に人懐っこい地域猫のくるみちゃん出現エリアです
触らせてくれるくるみちゃん。しかしこの日は強風のためか、現れませんでした

真冬の地域猫。冬はどうしているのかな? と思いましたが、藪のなかに屋根付きの猫小屋っぽいものが新設されていたり、新しいごはん皿が置いてあったりしましたので、世話をしている人が見守っているようです。

また、くるみちゃん出現エリアを後にして帰ろうとしたら、小学生の女の子が走ってきました。そのエリアは遊べるような場所でもないし、なーんにもない遊歩脇。女の子は猫(くるみちゃん?)と遊びにきたのかもしれません。

でも女の子ひとりで? と思ったら、女の子の後ろから同年代の男女が走ってきました。これはやはり猫目的で来たんだな。このあたりの地域猫は、いろんな人に愛されているようです。

[スタパ齋藤]