Enjoy English Vol.13

アメリカの言葉遊び “Eeny, Meeny, Miny, Moe”

[2020/06/29 6:00 am | ヨーコ・モンタナ]

知らなきゃわからない動物の入ったイディオムの第13回目は、「言葉遊び」を紹介します。アメリカの言葉遊び Rhyme は、同じ音を持つ単語を仲間にわけて繰り返します。アメリカの小学校では、Rhyming Word(ライミングワード)を学ぶクラスがあり、子どもたちは遊びながら自然に発音やスペルを覚えていきます。

以下の動画が Eeny, Meeny, Miny, Moe です。Eeny, Meeny, Minyの「ニー」と、moe, toe, goの「オー」が韻を踏んでいるのが分かると思います。ちなみに、音遊びなのでいろいろな綴りがあります。

Eeny, meeny, miny, moe
(イーニー ミーニー マイニー モー)
Catch a tiger by the toe
(虎の爪先を掴んで捕まえろ)
If he hollers let him go
(もし虎が吠えたら放してやれ)
Eeny, meeny, miny, moe
(イーニー ミーニー マイニー モー)

Eeny, Meeny, Miny, Moe は日本語の「どれにしようかな♪」と同じで、鬼ごっこやかくれんぼなどの遊びで、鬼を決めるときに使ったり、なにかを選ぶか迷ったときに使います。もちろん大人も使います。この Rhyme の起源はわかっていませんが、tiger を monkey や piggy(こぶた)など他の動物に変えて、いろいろなバージョンがあります。

以前、知事選挙のニュースを見ていたときに、投票を終えた人が “Who did you vote for?” という質問に対して、“I couldn’t decide、so I did Eeny, meeny, miny, moe!”と答えていました(笑)

そのほか有名なものに “See you later alligator, after a while crocodile” があります。これは子どもたちが別れ際に使う言葉で、日本語で「またねー!」という意味になります。これも韻を踏んでいるのです。later と alligator は最後の「ター」が、while と crocodile は最後の「イル」が韻を踏んだ言葉遊びになっています。ちなみに、alligator と crocodile はどちらもワニですが、口を閉じたときの歯の見え方に違いがあるそうです。

Hope you enjoyed this !

[ヨーコ・モンタナ]