dogがついてる名前の食べ物 “corn dog”
英語にも慣用句がありますが、動物が含まれるイディオムが頻繁に使われます。「ん?」と思うものから「へー!」と納得できるものまで、意味がわかると楽しさもひとしお。そんなイディオムを紹介していきますのでお楽しみに!
知らなきゃわからない動物の入ったイディオムの第6回目は“corn dog”です。
今回はイディオムではなく、dogがついてる名前の食べ物です。
私の大好物でもある「American dog(アメリカンドッグ)」は和製英語なんですよ。アメリカでは「corn dog(コーンドッグ)」と呼ばれています。なぜなら、アメリカでは小麦粉ではなくコーンミール、トウモロコシの粉が使われているからです。
では、なぜ「dog」なの?
これは「hot dog(ホットドッグ)」の由来からきています。19世紀後半に、ドイツからアメリカに移民してきた人たちがこの食べ物をつくり、それがのちにアメリカで大人気になったのです。ホットドッグは最初、ドイツのフランクフルトにちなんで「フランクフルター」と呼ばれていたといわれています。フランクフルターソーセージがダックスフントの体型に似ていることから「ダックスフントソーセージ」と呼ばれるようになりました。初めはホットドックは、「レッドホット」とか「レッドホット ダックスフント ソーセージ」と呼ばれていたようです。
それがなぜ「ホットドッグ」に変わったのか?
アメリカでは手軽に食べたれることから野球場でも売られるようになり、大人気な食べ物になりました。スポーツイラストレーターのTad Dorganさんが、野球観戦の風景を新聞に掲載する4コマ漫画に描いていたとき、ダックスフント(Dachshund)のスペルがわからずホットドッグ(hot dog)と書いたことから「hot dog」と呼ばれるようになった説が一般的です。しかし、この漫画が残っていないため、あくまでも有力説にすぎません。
会話では、下記のように使われます。
I want some corn dogs. Where can I get some?
(アメリカンドッグ食べたいの。どこで買えますか?)
I’d like to order a corn dog with a lot of mustard please.
(マスタードたっぷりでアメリカンドッグひとつください!)
そう、私はマスタードたっぷりのアメリカンドッグが大好きです!
Let’s have some corn dogs!! 次回もお楽しみに!
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