英語にも慣用句がありますが、動物が含まれるイディオムが頻繁に使われます。「ん?」と思うものから「へー!」と納得できるものまで、意味が分かると楽しさもひとしお。そんなイディオムを紹介していきますのでお楽しみに!
みなさん、こんにちは。私は高校からアメリカに渡り、かれこれうん十年。いまは愛犬と楽しい毎日を送っています。いまでは普通の?アメリカ人(日本人)ですが、住み始めた頃は、言葉の壁もあり苦労しました。特に苦労したのがイディオム(慣用句)。イディオムとは、いくつかの単語でできている熟語のことです。習慣的に使われてきたもので、それぞれの単語からは意味を推測するのが難しいのです。
日本にも多くの慣用句がありますが、英語でも頻繁に使われます。意味を知らなければ会話の文脈を理解することはできないのです。そんなイディオムの中には、動物が含まれるものがたくさんあります。ペットと暮らしていたり、ペットが大好きだったりする方には親しみを感じるかもしれません。
第1回は、“rain cats and dogs” です。It’s raining cats and dogs. のように使います。
意味がわかりますか? 直訳すると「猫や犬の雨が降っている」になりますが、そんなことはありえないですよね。
このイディオムの意味は「雨が信じられないくらい激しく降っている」「どしゃ降りだ!」という意味なんです。
日常会話では、しばしば以下のように使われます。
Child:Good morning, mom. I want to go to the park today!
Mom:Look out the window, honey. It’s raining cats and dogs.
Child:Oh no! I’m very sad now.
子ども:ママおはよう! 今日公園に行きたいな!
ママ:窓の外みて。どしゃ降りよ!
子ども:あ~あ、残念だなぁ
いかがですか? “rain cats and dogs” を知らないと会話が成り立ちませんね。
ちょっとしたイディオムが分かると世界が広がりますよ!
次回もお楽しみに。Good-bye for now!