魚のように飲む?“drink like a fish”
英語にも慣用句がありますが、動物が含まれるイディオムが頻繁に使われます。「ん?」と思うものから「へー!」と納得できるものまで、意味がわかると楽しさもひとしお。そんなイディオムを紹介していきますのでお楽しみに!
知らなきゃわからない動物の入ったイディオムの第10回目は “drink like a fish” です。前回までは “eat like ~” でしたが、今回は “drink like ~” です。直訳は「魚のように飲む」になりますが、このイディオムの本当の意味は「お酒をたくさん飲む」です。“You drink like a fish.” といわれたら、日本語でいう「君はザルだな」ということになります。
魚は口をパクパクするので、たくさん水を飲んでいるというイメージから、このイディオムができたといわれています。生物の授業で「海水魚は水を飲むけど、淡水魚は勝手に水が体内に吸収されるので水を飲む必要がない」と習ったはず……。同じ魚でも違うんだなーと驚いたことを思い出しました。
学生のころ、たくさんパーティーをして、たくさん飲んでいたのを思い出しました。“I used to drink like a fish!”(笑)「昔~していた」というときは “used to” をつけます。“used to” の発音はちょっと難しいので気をつけてください。“used”(ユースト)の “ed”(ト)が隣の “to”(トゥー)の音に似ているので、そのままくっつけて「ユーストゥー」と発音します。さらにネイティブが早くいうと、“to” の音が「タ」になり、「ユースタ」になります。練習してみてくださいね。
オマケに、飲んでいるときに役立つフレーズをいくつか紹介します。
I’m tipsy. 「ほろ酔いだわ」
I’m drunk.「酔っ払っちゃった」
「ほろ酔いになってきちゃった」「酔っ払ってきちゃった」 は、“I’m”を “I’m getting”に変えます。翌日、二日酔いになってしまったときに使えるフレーズは、“I have a hangover.”です。
飲みたくなってきちゃいましたね(笑)
I feel like a beer now!
Have a good one!!
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