オゾンと金属触媒のW効果で生活の4大悪臭をスピード分解・脱臭する除菌脱臭機「SAP」

[2020/08/18 6:00 am | 編集部]

空気清浄機や加湿器などの開発を⼿がけるカドーは、新たに除菌脱臭機「SAP(サップ)」を発売しました。

「SAP」は、ニオイの原因を分解・脱臭するためにオゾンと金属触媒を使った方式を採用しています。オゾンの酸化作用と金属触媒によりニオイの原因を分解し、元から脱臭します。さらに低濃度オゾンを放出し、室内に染みついたニオイも脱臭します。

3m3空間での実験では、アンモニア(屎尿のニオイ)は15分で90%除去しました。また、1m3空間での実験では、メチルメルカプタン(腐った玉ねぎのニオイ)は6分で90%、トリメチルアミン(魚が腐ったようなニオイ)は5分で90%、硫化水素(腐った卵のニオイ)は4分で90%を除去しました。

北里環境科学センターでの試験では、25m3の空間に細菌を浮遊させ、急速モードで運転し経時的に浮遊菌数を測定したところ、120分で99.9%以上、180分で99.99%除去という結果を実現しました。

金属触媒は「再生エリア」と「脱臭エリア」に分けられています。定期的に2つのエリアを回転させ加熱することで、触媒表面に残ったニオイを分解・脱臭する力を再生するので、フィルター交換不要です。

筐体はステンレスと抗菌樹脂製で、ニオイの付きづらい素材を採用しています。運びやすくコンパクトなデザインに加え、丸みあるシルエットで空間に柔らかな印象を与えます。また、「人感センサー」を搭載しており、人を検知した際に自動で風量が強になり、無人判定の5分後、部屋の状態に合わせて「オートモード」に切替わります。

空気清浄機は、室内に舞うホコリや菌、ウィルス、花粉などを本体に吸い込みフィルターでろ過し清浄します。一方、除菌脱臭機は、ニオイとその原因菌に特化し、スピード脱臭、除菌、染みついたニオイをオゾンと金属触媒で取り除きます。空気をキレイにするという目的は同じですが、アプローチが異なるのです。

「SAP(サップ)」
サイズ:直径170mm×高さ350mm
質量:2.3kg
オゾン濃度: 0.01ppm以下
価格:3万9800円(税込)
生産国:中国

[編集部]