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愛犬との一人暮らし健康的? 心疾患リスク減

[2017/12/11 6:00 am | 編集部]

愛犬との一人暮らし健康的? 心疾患リスク減

朝日新聞デジタル| 2017/12/06

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このコーナーでは、注目ニュースに対する編集部や識者のコメントを紹介します。

犬を飼っている人にとっては、散歩は毎日の日課になっていると思います。愛犬との散歩やウォーキングが健康によいというのは、研究からも明らかになっています。たとえば、欧州心臓病学会で発表された研究では、毎日適度に運動している人は、アンチエイジング効果により寿命が3~7年延びる可能性があるとしています。

また、一般社団法人日本ウォーキング協会によると、ウォーキングは心肺機能に活力を与え、脳の活性化を促進し、活力寿命を維持延伸するとしています。

毎日の適度な運動が大切です

犬は散歩の時間などを覚えており、飼い主が寝ていても起こしたりするので、飼い主も規則正しい生活を送るようになります。規則正しい生活は生活習慣病を予防し、生活の質(QOL)を向上させることにもなります。

さらに、散歩に出ることで外部との交流などコミュニケーションが生まれます。特に純血種の犬であれば、同じ犬種同士だと飼い主も積極的に話しかけますので、その後の交流も続くようです。珍しい犬種であれば「その犬は何という犬種ですか?」と聞かれることも多いようです。

このように犬と暮らし、散歩することは、身体だけでなく心の健康にもよいともいえます。そしてコミュニティ自体も活性化するのではないでしょうか。

[編集部]