野良猫に触るのは危険!「死に至る病」感染の恐れも
野良猫を連れて帰ろうとして噛まれ、マダニを媒介し間接的に「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、死亡したという悲しい記事は、まだ記憶に新しいと思います。その後、外来生物である強毒のヒアリが各地で発見されたりと、人間だけでなくペットを取り巻く環境も危険度があがっています。
この記事にあるように、むやみな接触を避けるということ。そして「知る」ことの大切さを理解すべきでしょう。
最近では、猫だけでなく、犬も室内で飼育する家庭が増えています。室内飼育の猫はこういった感染症にかかることは少ないと思います。ただし、猫と犬の両方を飼っている人は注意が必要です。
犬は猫と違って毎日散歩にいきます。いつもの散歩コースでも、天然芝のドッグランでもマダニは生息します。当然、マダニをつけたまま戻ってくることになり、そのままだと人や猫にとりつく可能性もあります。
予防策としては、散歩の前に防虫スプレーなどを体全体に噴霧することで、ダニやノミ、蚊などが寄ってくるのを、ある程度は防ぐことはできます。最近では、薬品をつかわないハーブなど自然由来のスプレーも出ています。あとは、帰ってきたら軽くブラッシングしたりするだけでも違います。
これからの時期は雨も多くなります。残暑で気温も高めなので、ダニやノミが発生しやすい高温多湿の時期でもあります。温度管理とともに除湿もしながら、発生・増殖しにくい環境を整えることも大切ですね。
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