猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。
ちょっとオモシロゲな猫用玩具を見つけたので試してみました。GEXが展開する猫ブランドCatitの「Senses2.0 ウェルネスセンター」です。猫がリラックスするための玩具、だそうです。
形は楕円形で、手前にはクッションがあり、猫が座ったり寝たりできるようになっています。また、後方が少し傾斜して高くなっていて、いくつか特殊な形状の部分が備わっています。猫が自分でグルーミングしやすいよう、ブラシを始めとするパールが装着されているんですな。
ともあれ、どんな感じで猫が使うのか? 拙宅猫「とろ」がトライしてみましたので、写真でご覧ください。
Catitの「Senses2.0 ウェルネスセンター」。サイズは約幅50×奥行46×高さ21cmです。手前にあるグリーンの部分がクッションです 上部中央がデンタルスティック(歯ブラシ)、その左右のグレーの部分が柔らかいブラシ、そしてその外側にあるのが硬質なヒダです 拙宅猫「とろ」は巨猫ですが、一応クッションの上に収まりました。サイズ的に余裕のある玩具です 後ろから見たところ。後方~手前にかけて傾斜がついています まずは中央のデンタルスティックに興味を持ちました。じつはこの部分に、付属のキャットニップをセットしておけます。その香りに惹かれたようです 中央のグリーンの突起がやや柔軟な樹脂で、猫がこれを噛むことで歯みがき効果が得られます。その瞬間を撮影できませんでしたが、「とろ」もこの部分を噛んでいました デンタルスティックの外周は硬質な樹脂で、猫が頬をスリスリするのにちょうどいい感じ グレーの部分でも頬をスリスリするなどして、猫が自らグルーミングすることができます グレーの部分の左右には、硬質な樹脂のヒダがあります。猫が顔や体を擦りつけることができる感じ 「とろ」はグレーの部分や硬質ヒダを引っ掻いて爪研ぎ(!?)をしていました こんなふうなくつろぎ方も。傾斜とカーブがちょうど猫の背中にフィットするようです まったりし続けていたので、ゴニョゴニョしてみました 「ここに居るといいことがある」と思ったのでしょうか、すっかり玩具を気に入ってしまったようです 拙宅猫「うか」も玩具に興味津々でしたが、「とろ」が占領して近づけませんでした。残念