スタパ齋藤の猫ラボ Vol.5

猫も「手」を使って食べるほどおいしい(!?)自家栽培の猫草

[2015/10/16 6:00 am | スタパ齋藤]

猫との暮らしに役立つアイテムをアレコレ試したり、写真の撮り方を研究したり、日々の猫たちの行動を観察したり……。この連載では、スタパ齋藤が「飼い主目線」で、猫にも飼い主にとってもうれしいこと、猫とのシアワセな暮らしなどを研究していきます。

猫草を手軽に自家栽培できるキットがあるのダ♪

拙宅猫のうち、外見はアメリカンショートヘアだけど実はスコティッシュホールドの「とろ」は、「猫草」が大好きです。「猫草」とは猫が好んで食べる草のこと。なぜ肉食の猫が草を食べるのかはよくわかっていませんが、毛繕いで飲み込んだ毛を吐き出しやすくしたり排泄しやすくするためとか、ビタミン補給のためとか、諸説あるようです。

ちなみに猫草、ペットショップやホームセンターで購入できるほか、生花店などでも売られています。多くは発芽して葉が出た状態で売られていますが、種の状態でも売られており、自分で種から育てることもできます。

また、最近では「猫草の自家栽培キット」の類がいくつも出ていて、水やりをする程度の手間で猫草を育てられます。そんなキットの中で、ちょっと気になる製品を発見しました。「HARIO (ハリオ)」「猫草栽培キット にゃんベジセット」です。あの「HARIO」。そう、コーヒーメーカーや関連用品でよく知られるHARIOです。

製品としては、有田焼の容器に専用のリフィルを入れ、水をやって猫草を育てるというもの。HARIOで有田焼というあたりで既に非常に気になるじゃないですか♪ てなわけで早速使ってみましたので、その様子を写真や動画でお届けします。

HARIOの「猫草栽培キット にゃんベジセット」。メーカー直販価格は2500円(税別)です
パッケージには、有田焼の容器とリフィル×2パックが入っています
使い方はカンタン。リフィルを開いて容器に入れて水やりするだけです
リフィルの開口部は、袋の線のところで折り返します
有田焼の専用容器にピッタリと収まります。見栄えもスッキリとキレイですな
たっぷりと水をやったら、後は待つだけです。10日前後で猫が食べられる葉に育ちます。ちなみに、リフィルの袋は防水で、有田焼の容器に水が漏れることはまずありません。また、猫草がなくなったら袋ごと取り出して可燃ゴミとして処分できます。手軽でイイ感じです
4日後、芽が出てきました♪
5日後
6日後
7日後
8日後。そろそろ猫に与えても大丈夫です
9日後。ちょうど食べごろかもしれません
11日後。やや育ちすぎてしまいました。でも大丈夫。早速、猫に与えてみます
「うか」は、とりあえず見に来てにおいを嗅ぎますが、食べるには至りません。いつもそうです
猫草をよく食べる「とろ」。「猫草栽培キット にゃんベジセット」の容器は、見栄えもいいですが、安定感も十分あります。市販の猫草よりちょっとオシャレで実用的、という印象になりました
毛並まではっきりわかるほどのかなり高画質動画です。「とろ」のリアルな猫草の食べっぷりをじっくりご覧ください(編集部より)
[スタパ齋藤]