A:しっかり確認しないとただの紙切れに。
血統書には世界的に認められているもの、日本国内だけで認められているもの、個人が私製で作成しているものがあります。血統書と言ってもその発行団体により、実は大きな違いがあるのです。
世界的に有名なTICA(The International Cat Association)やCFA(The Cat Fanciers Association)の発行する血統書は猫のスタンダードの保全管理を徹底した中で、その血統を後世に伝えるもっとも正当な血統書と言われています。日本にはそのTICAやCFAに所属するキャットクラブが数多くあります。各クラブが登録猫の血統を管理し、繁殖された子猫の血統書を発行しています。
血統書つきというだけで安心してしまいがちですが、その猫の血統書がどこで発行されたものなのかしっかりと確認する必要があります。血統書が正当なものであるかどうか、その団体の使命や目的を理解することも大切です。