アニコム、猫の日に合わせて2024年「猫の名前&人気猫種ランキング」

アニコム損害保険は、2月22日の「猫の日」に合わせて、ペット保険「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫、約54,000頭を対象とした「猫の名前ランキング2024」と「人気猫種ランキング2024」を発表しました。

猫の名前の総合ランキングでは「ムギ」が1位を獲得しました。2位の「レオ」に約100頭の差をつけて、5年連続のトップとなっています。「ムギ」は男の子部門、女の子部門ともに2位で、性別に関係なくつけやすい名前ということが総合トップの一因なのかもしれません。

また、昨年4位の「ルナ」が今年は3位に。2020年のランキングではトップ10圏外だったところ、2021年は9位、2022年は7位と、順調に人気を高めています。また、昨年のトップ10圏外からは「ラテ」と「コハク」がランクインしました。「コハク」は男の子部門でも昨年の7位から4位に順位を上げています。

男女別のランキングでは、男の子部門で「レオ」が7連覇となりました。「レオ」は男女あわせて359頭のうち349頭が男の子で、男の子の名前として強い人気を誇っています。

女の子部門では、昨年トップの「ルナ」が今年も1位を獲得し、2連覇でした。2位に「ムギ」、3位に昨年4位の「ココ」が入りました。女の子部門で昨年のトップ10圏外からランクインしたのは、8位の「メル」(昨年11位)だけで、昨年人気の名前が今年も引き続き人気を維持しています。

漢字で表記される名前では、男の子部門で昨年2位の「琥珀」が1位となりました。昨年は1位に1頭差の2位でしたが、今年は2位に26頭差をつける、堂々のトップとなりました。女の子部門では昨年8位の「茶々」がトップに。2022年のランキング以来、2年ぶりに1位に返り咲きました。

男の子部門2位の「茶々丸」は、人気漫画『鬼滅の刃』に登場する猫の名前として人気となり、同漫画アニメ化翌年の2020年から2022年まで、男の子部門で3連覇していましたが、昨年は3位、今年は2位と、影響が少し落ち着いてきた様子です。

人気猫種ランキングでは、スコティッシュ・フォールドが16連覇を達成しました。愛らしい丸顔や、人になつきやすい性質などから多くの人に愛されています。2位が混血猫、3位がマンチカンと続き、5位までの順位に変動はありませんでした。

また、昨年7位のサイベリアンが6位に、9位だったノルウェージャン・フォレスト・キャットが7位となり、それぞれ順位を上げました。

人気の猫種も珍しい猫種もそれぞれ異なる特徴があり、個性があります。人気に左右されず、それぞれについてしっかり理解することが、猫と飼い主双方の幸せにつながります。猫種の特徴を理解し、愛情を持って日々一緒に暮らしていけば、きっと素晴らしいパートナーになってくれるでしょう。