蚊だけじゃない! この時期は吸血するブユに人も犬もご注意ください
日本全国の水のキレイな場所に発生するというブユは、体長1~5㎜程でコバエのような姿をしています。地方によっては「ブヨ」「ブト」と呼ばれることもあるそうです。
ブユは早朝や夕方などの陽がまだ高くない時間に活発に活動するので、いまの時期の犬の散歩などでは刺されないように注意が必要です。
なぜブユの話をするかというと……。数日前に数カ所を何かに刺され、これがとてつもない痒さなのです。「蚊じゃないなぁ」と思ってインターネットで検索すると、この虫に行きつきました。
蚊よりも厄介と言われるブユ。なぜ厄介かというと、ブ~ンという羽音を立てることなく近づいてきて、ノコギリ状の口で皮膚を噛み切り、流れ出た血を吸うからです。
気が付かないうちに吸われていることも多々あるとか。ストッキングなどは噛み切って、刺すこともあるそうです。恐ろしい虫です。
さらに、厄介なのは吸われたあとの痒さが尋常じゃない! ブユが吸血する際に皮膚のなかに注入する成分はとても毒性が強く、激しいアレルギー反応と炎症を引き起こすとされています。
また、時間の経過とともに痒みが強まり、赤いしこり、色素沈着、腫れが見られることもあるとか。まれに細菌感染を起こし炎症がひどくなる場合もあるので、なかなか症状が治まらないときには、皮膚科を受診することも必要だそうです。
ブユの活動する時期は、3月~10月くらいまでとなかなかの長期間。特に梅雨の時期から9月ころが一番活発に動き回るそうです。曇りなどあまり気温が高くない日は昼間であってもブユに刺される可能性があります。
草刈りなどをする際には完全防備で臨んでいたつもりでしたが、まだまだ甘かったようです。対策を考え直さねば!
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