子犬がわが家にやって来た! 初日にやるべき4つのこと
新しい環境に来た子犬はとても緊張しています。
01:落ち着いて過ごせる場所をつくる
子犬は新しい場所に来ると緊張したり怖がったりストレスを感じます。大きな声や物音にもとても敏感に反応します(小さなお子さんがいる場合は要注意です)。家族の目の届く範囲で、部屋の静かな場所にケージやサークルを用意するなど、安心して過ごせるスペースをつくってあげましょう。初日はなるべく、そっとしておくことが大切です。無理して遊んだりして疲れさせないようにしましょう。とくに寝ているときには起こさないようにしてください。
02:水とフードを用意する
安心して過ごせるケージやサークルの近くに水・フードを用意してあげましょう。ただ初日はとても緊張をしているので、飲んだり食べたりしない子犬もいます。その場合は、水分が多くて匂いが強いウェットフードを用意してみます。食べなくても元気であれば心配はいりません。落ち着いたら徐々に食べ始めるでしょう。
生後6カ月までは1日3~4回、それ以降は1日2回、定時に与えてください。少しずつしか食べられない子犬には回数を増やして与えます。残ったものは必ず処分し、水はいつも新鮮なものを用意しましょう。
03:トイレを教える
安心して過ごせるケージやサークルの中に子犬のサイズに合ったトイレを用意します。子犬の体調を見ながら、早めにトイレを覚えさせるトレーニングを開始しましょう。子犬のうちはトイレの場所がわからなかったり、遊びに夢中になって粗相をしてしまうことが多々あります。ただ、そこで叱ってしまうと「おしっこやうんちをすること自体が悪いこと」と認識して、長時間、我慢してしまいます。健康を害する可能性もありますので、叱らないであげましょう。根気よく教えてあげることが大切です。
04:健康状態を見る
子犬は新しい環境のストレスで体調を崩しやすくなります。風邪のような症状が出たり、下痢をしたりする子犬もいます。元気であれば大きな心配はいりませんが、数日続くようなら早めに獣医師の診察を受けさせましょう。子犬の症状は急変しやすいので素人判断は禁物です。心配であれば購入先に相談をしたり、獣医師へ電話をして判断を仰ぐとよいでしょう。「くしゃみ」「鼻水」「目ヤニ」「下痢」といってもその原因はさまざまです。早め早めに対処することで、軽度な治療で済みます。子犬に辛い思いをさせないように、飼い主が責任を持って判断することが大切です。
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