アニコム、ペットにかける年間支出調査2019年版を発表
アニコム損害保険は、契約者の2019年の1年間にペットにかけた費用(年間支出)に関する調査結果を発表しました。
2018年と比較すると、犬では30万6801円(前年比92.5%)、猫では15万8680円(前年比98.6%)と、わずかに減少傾向となりました。犬・猫ともに費用が高い項目TOP3は、治療費、保険料、フード代となりました。「ケガや病気の治療費」「サプリメントの支出」が減少したのに対して、「日用品」「洋服」「首輪・リード」が増加しました。また、防災への意識の高まりからか、「防災用品」は大きく上昇しており、災害の続く日本では今後も防災関連費用は高まっていくと予想されます。
犬の大きさ別に支出した費用を見てみると、基本的には大きさに準じてそれぞれの費用も高くなっています。特に、「フード・おやつ」では、大型犬は小型犬の2倍以上支出しており、食べる量に比例して支出も大きくなっています。また、「しつけ・トレーニング」にかける金額も、小型・中型犬の3倍ほどとなっており、咬傷事故の防止に対する意識の高さがうかがえます。エアコン等を含む光熱費も、大型犬がもっとも高い結果となりましたが、大型犬も室内で飼育されている傾向が背景にあるのかもしれません。
一方で、小型犬の方が支出の多い項目は、「シャンプー・カット・トリミング」と「洋服」でした。小型犬は大型犬に比べ、トリミングを必要とするトイ・プードルなどの犬種が人気であることや、犬の洋服を楽しむ飼い主が多いのかもしれません。
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