ヤマザキマリ氏、獣医にゃんとす氏も推薦するコミックス『猫語の教科書』

KADOKAWAは、世界中の名著をコミカライズするKADOKAWA Masterpiece Comicsシリーズの第1弾として、『猫語の教科書』を発売しました。

『猫語の教科書』――それは猫が猫に向けて書いた、人間を支配するための教科書。原作は、愛猫家としても知られる小説家ポール・ギャリコによって、60年前に原題『The Silent Miaow』(声なしニャーオ)として刊行されました。

ある編集者のもとへ届いた原稿は、文字や記号がまぜこぜでまるで暗号のよう。相談を受けたポール・ギャリコが解読すると、それはなんと、猫の手によって書かれた猫のための“人間支配の教科書”だった。

いかにして居心地のいい家に入りこむか。思いどおりの環境、食事を手に入れる方法。人間を虜にし快適に過ごすための乗っ取りテクとは…。

それは、人間の本質をついた巧妙な手口。人間の弱さ醜さも冷静に分析する猫の鋭い眼差しと聡明さを知れば、人間は猫にひれ伏すしかありません。

日本でも翻訳版が1995年に筑摩書房より発売されて以来、文庫化を経て、長年愛されているベストセラー“猫文学”です。そんな『猫語の教科書』をコミカライズしたのが本書です。

『猫語の教科書』
【原作】ポール・ギャリコ
【漫画】沙嶋カタナ
【解説】金原瑞人
【翻訳】灰島かり(日本語翻訳版 筑摩書房刊)
【判型】A5判280ページ
【定価】1,320円
【ISBN】978-4046059260
【URL】https://static.kadokawa.co.jp/promo/masterpiece/the-silent-miaow/