ペットたちもウェアラブル端末を身につける時代へ
腕時計やリストバンド、眼鏡、カメラなど、さまざまなアイテムが登場しているウェアラブル端末。スポーツなどのエンターテインメントをはじめ、ビジネスの現場に導入されたり、健康状態を記録したり、あらゆる分野でますます注目が高まっています。
そんなウェアラブル端末ですが、ペットの世界でも活用が進んでいます。現在、東京ビッグサイトで開催されている「ウェアラブルEXPO」で見つけたウェアラブル端末をご紹介します。
ペットとの新しいコミュニケーションを提案
まずは3月末に発売予定のAnicallの「しらせるアム」。首輪に運動量センサーが内蔵されており、犬や猫の心拍や体温、行動を解析し、犬や猫たちの”今の気持ち”をスマートフォンに表示してくれます。
40種類以上の項目の行動を解析し、「興奮(ルンルン)」「リラックス」「つまらない」などの気持ちをメーター表示で飼い主に知らせてくれるのが特徴。犬や猫たちが喜んでいたり、ちょっと元気がないなあ、退屈なのかな、と飼い主なら当然のように感じられることですが、目に見える形になると、毎日がもっと楽しくなるかもしれませんね。
また、気持ちを知るだけでなく、「食事評価」機能も搭載しており、毎日の食事状態を解析し記録してくれます。日・週・月ごとの「食事具合」を比較することで、犬や猫たちの体調変動にも気づきやすくなります。体調や活動状態、食事状態のデータはクラウド上に保存され、そのデータを獣医に見せるなどの使い方もできそうです。
商品名:Anicall「しらせるアム」
価格:9000円(予定)
URL:https://www.facebook.com/Anicall
ペットの生活パターンがわかるウェアラブル
続いては、ペットの生活パターンがわかるペットのウェアラブル「MOTION」。こちらもペットの首輪に装着し、スマートフォンで犬や猫たちの行動を可視化してくれます。
愛犬や愛猫の活動量を設定し、「怠けている(LAZY)」「活発(Active)」「より活発(DYNAMIC)」の3つのポイントで日々の活動を把握することができます。個体差もあるので、最初はどれほどの活動量で設定するのかを考えるかもしれませんが、目安で設定して使ってみるのがよいでしょう。極端に活動量が少ないときにはアラートで知らせてくれるので、ケガの発見や体調不良を見逃すこともなくなりそうです。
また、活動量だけでなく、ペット周辺の気温や日照時間もひと目でわかるので、夏場の散歩のタイミングや健康管理にも役立ちそうです。すでに発売中なので、気になる人は下記で詳細をチェックしてみてください。
商品名:MOTION
価格:オープン
販売サイト:Amazon、楽天
URL:http://innova-global.com/jp/tractive/
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