夫婦喧嘩の最中はペットが物陰から様子を伺っている?
ペット保険のアイペット損害保険は、ペットの飼い主で既婚者の544名を対象に「ペットが夫婦関係に与える影響」の調査を実施しました。ペットが夫婦間の絆を強める重要な役割を果たしていることが明らかになりました。
結婚後10年以上経ってから飼い始めた人が多数
結婚してからどれくらいの期間で現在のペットを飼い始めたかという質問には「結婚してから10年以上経ってから」が最も多く(43%)、「5年以上10年未満」(15.8%)、「1年以上3年未満」(13.1%)と続きました。結婚してある程度時間が経ってからペットを迎え入れた方が多いようです。
7割の夫婦が「会話や話題が増えた」と回答
ペットを飼い始めてからの夫婦間に生まれた変化については「会話や話題が増えた」(71.1%)が第1位。「笑う回数が増えた」(50.3%)という回答の中には、「夫婦でリビングにいるとき、なんとなく近寄ってきて甘える仕草に思わず2人で笑ってしまう」(40代女性)といった微笑ましいエピソードも。
ほかには「散歩に行くため一緒に外出をする機会が増えた」(30代男性)、「妻の病気のケアに精神面で役立った」(50代男性)、「夫が外出中、1人でも寂しくなくなった」(50代女性)という意見がありました。
夫婦喧嘩の仲裁をするペットも
回答者のおよそ5分の1が「夫婦喧嘩をしたことがない」と回答する一方で、夫婦喧嘩をしたときのペットの反応を聞いてみると、最も多かったのが「物陰から様子を伺っている」という回答(27.9%)。ペットの不安げな姿に喧嘩が収まる飼い主も少なくないのではないでしょうか。
夫婦喧嘩には無反応だったり、逃げ出したりするペットもいるようですが、中には「夫婦喧嘩をして大声を出すと、怒って飛び込んでくる」(60代女性)という勇敢なペットも。ほかには、「喧嘩で私が泣き出すと必ずペットが心配そうな顔ですり寄ってくる。その姿を見て夫が反省する」(40代女性)、「喧嘩をしていてもペットのふとした行動から笑顔がこぼれ、仲直りすることがある」(30代女性)というように、仲直りのきっかけにもペットの存在はひと役買っているようです。
ペットの存在は夫婦円満に良い影響を与える
最後に「ペットの存在は夫婦円満に良い影響を与えると思いますか?」という質問には82%が「そう思う」と回答しました。
ペットと夫婦円満の関係についてさらに詳しく聞くと、「妻がペットによって癒されている光景を見ると、自分の代わりをペットが演じてくれているのだと感謝する」(60代男性)、「ペットの思わぬ行動に癒される感覚を夫婦で共有できて良い」(50代男性)、「夫婦のどちらがペットをかわいがっているかを言い合う」(40代男性)という微笑ましい回答もありました。
調査概要
- 調査対象:20代以降の犬・猫の飼い主で既婚者
- 調査人数:544人(男性263人、女性281人)
- 調査方法:インターネットによるアンケート(複数回答可)を実施
- 調査期間:2015年11月2日
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