猫がゴロゴロと喉を鳴らしているとき……それはあなたに要求があるときです

Q:猫は自分の名前を覚えているのでしょうか?

A:名前の最後の音で覚えているようです。

確かなことはわかりませんが、個人的には名前の最後の音に反応して返事をしたり寄って来たりしているように思います。「サラ」と「キラ」の2頭の猫がいるとします。2頭の名前を呼ぶと、どちらも返事をします。この2頭の名前の最後は「ラ」です。何度呼んでもどちらも返事をするので、「ラ」がキーワードになっているのだと考えています。

Q:子猫の目の色は成長すると変わるのでしょうか?

A:生後40日を過ぎると本当の目の色がわかります。

子猫は生後7日~10日くらいで目が開きます。通常よりも大きく生まれた子猫は1日目からしっかり目が開いて驚くこともあります。目の開く日にちの違いはあっても、このころの目の色はみんなとても美しいブルーです。生後40日を過ぎるとその子猫の本当の目の色に変わっていきます。その後はずっとその目の色で変わることはありません。

Q:猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、どんなときなのでしょうか?

A:ずばり、要求しています。

猫がゴロゴロと喉を鳴らすのは、子猫が母猫にお乳を求めるときにしていたものです。成長しても何かを要求するときに鳴らす音だと考えられています。一般的に「喜んでいる!」と思うことが多いのですが、そうではなくて「撫でて」「遊んで」「抱っこして」など要求を表しているようです。じっくり猫を観察すると何を要求しているのかわかるかもしれません。

Q:猫がカーテンを登ってしまってボロボロです。解決策はありますか?

A:猫のいるご家庭にはロールカーテンがオススメ!

カーテンはボロボロになりますし、ブラインドは猫が挟まることがあって危険です。一番オススメなのはロールカーテンです。ただし、紐の管理は必要です。

Q:猫と一緒に外出したいのですが慣れさせる方法はありますか?

A:猫はあなたの家が大好きなのです。

猫は基本的に自分のテリトリーから出ることを嫌います。知らない場所に出たとたん、クルマやオートバイ、電車の音など、家にいるときには耳にしない音を聞くことになります。度胸のある猫なら大きなストレスにはならないかもしれませんが、そうでなければ猫に必要のないストレスを与えることになります。獣医に診察を受けさせるときは別ですが、それ以外は大好きなあなたの家で過ごさせてあげましょう。

Q:万が一のときのために、ペット保険には入っておいた方がいいでしょうか?

A:保険加入は飼い主の考え方次第です。

人間の保険と同様に、ペットの保険の商品もかなり充実してきました。医療費の保障が50%、70%、90%など、掛け金により大きな保障も得られます。また、手術等の保障に特化した商品も出てきました。保険会社により掛け金や保障額が違うので、ペットの年齢も考慮しながら比較検討してください。猫のために毎月貯金をするのもひとつの方法です。保険に加入するかしないかは、飼い主の考え方次第でしょう。