Q:子犬を購入したいのですが、どのような方法がありますか?
A:きちんと登録された動物取扱業者から購入しましょう。
子犬を購入する方法には大きく分類して、ペットショップ、インターネット通販、ブリーダー直販などいくつかの選択肢があります。購入するとしても、まずは、登録された動物取扱業者であることを確認しましょう。その上で次の点に気を付けて購入することをオススメします。
●販売されている子犬が健康上、問題がないかどうか
- ●見極めのポイント
- 痩せていないか
- 目ヤニがついていたり、涙目になっていたりしないか
- 耳の中が汚れていないか(黒い耳垢がついている場合は耳ダニがいる可能性あり)
- くしゃみをしていないか
- 鼻水を垂らしていないか
- お尻が汚れていないか(便がついていたら下痢をしている可能性あり)
- 匂いがひどくないか
●清潔な環境で飼育されているかどうか
- ●見極めのポイント
- 飼育空間がきれいに清掃されているか
- 飼育空間の匂いがきつくないか
- フード入れ、水入れが清潔か
- 排泄物の処理がきちんとされているか。トイレがきれいか
- 狭い空間で飼育されていないか、過剰な頭数が詰め込まれていないか
●販売されている子犬が生後56日を経過している社会性を身につけた子犬であるかどうか
子犬は産まれてから2カ月くらいまでの間、母犬や兄弟姉妹と一緒に過ごすことで社会性を身につけていくと言われています。これ以前に離された子犬は、問題行動を起こす可能性が高くなります。その為、法律で定められているのです。
- ●見極めのポイント
- 生後56日を過ぎているか、誕生日を確認する
- ブリーダーの場合、見学の際に両親犬や兄弟姉妹と接している場面を見られるので、自分の目で両親や兄弟姉妹と良好な関係を築けているか確かめる
- ペットショップの場合、いつ両親や兄弟姉妹と離れたのかがポイント。生後56日を過ぎてから離れたのか店員に確認する
●販売時にきちんとした対面説明をしてくれる、また購入後も適切なアドバイスをしてくれる販売先であるかどうか
対面説明は動物取扱業の法律の中で必ず行うことが定められています。
- ●見極めのポイント
- 購入後もアドバイスをしてくれるか確認する
- いくつか質問をしてみる。犬に対しての知識があるかどうか判断する材料になる
これらを購入者自身がしっかりと確認し、納得したうえで購入することが大切です。
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