エレクトロラックスから業界初“両重心対応”スティック掃除機
北欧スウェーデンのエレクトロラックスは、業界初となる新開発スライドユニット搭載の“両重心対応”コードレス・スティッククリーナー「Pure F9(ピュア・エフ・ナイン)」を発売しました。
エレクトロラックスといえば、家庭用掃除機販売100年以上の歴史を誇る世界最大級の家電メーカーです。今春には、17年ぶりにロボット掃除機を発売したのも記憶に新しいかと思います。
新製品「Pure F9」は、いままでのスティック掃除機の概念を覆すものです。その特徴は“メインユニットが上下に動く”のです。簡単にいえば、掃除機の重心が上下に移動するということです。では、重心が移動できると何がいいのでしょうか。
順を追って説明していきます。現在、スティック掃除機の市場には、「上重心」タイプと「下重心」タイプの2種類あります。家電量販店に行くと、日本メーカーをはじめ上重心タイプが多くラインナップされています。そして、高機能(高価)なモデルは上重心タイプに多くみられ、下重心タイプは同社の「エルゴラピード」以外は低価格の商品が多いというのが現実です。
しかし、下重心タイプにもメリットはあります。それは手元が軽いので手首の負担が少ない、自立するので収納がラクというものです。そして、「Pure F9」は、エレクトロラックスの得意とする下重心に、上重心タイプのメリットを追加してしまったようなスティック掃除機なのです。
スティック掃除機でもっとも重いユニット部分が上下にスライドすることで、これまでの不満点を解消しています。
通常の床掃除の際は、これまで同様に下重心で軽い操作で掃除ができます。手首にかかる体感重要はわずか0.9kgと、他社製品の平均の約1/2となっています。そして、ベッドやソファなどの下を掃除するときは、ユニットを上にスライドさせて上重心にします。ヘッド部分はわずか8cmで、本体を床と水平に倒してもヘッドが浮かないので奥までラクに掃除できます。
もちろん、ギミックだけではありません。掃除機本来の性能もしっかり向上しています。新開発のデジタル・ブラシレス・モーターを採用したことで、省電力でありながらもクラス最高レベルのパワフルな吸引力を実現しています。連続運転時間も最大60分と十分なスタミナで、強運転時でも、一般の売れ筋スティック掃除機の平均約8分に対して約17分と2倍以上の持続力があります。
さらに、ヘッド部も工夫されています。先端には10個のLEDライトが搭載され暗い場所を広範囲に明るく照らします。ブラシも新開発で、2種類の素材で大小のゴミを確実にキャッチするとともに、ゴミが絡まりにくい構造になっています。
また、排気にも配慮しています。吸引から排気まで5段階のフィルターで掃除前よりもキレイな空気を排出します。
50μm以上のハウスダストや花粉などはサイクロン部(フィルター)で、20-50μmの粒子やダニの死骸・糞はメッシュフィルターで、20μm以上のバクテリアや室内浮遊塵はマイクロフィルターで、最終的には高性能HEPAフィルターでガス・タバコの煙、細菌といったPM2.5の微粒子など、99.99%逃がしません。
そして、これらフィルターやダストカップはすべて水洗いできるので、いつも清潔に使えます。これは、海外メーカーにはない概念で、いかにエレクトロラックスが日本市場を大切にしているかがわかります。
付属ノズルも充実しています。上位機種には、英国アレルギー協会認定のUVライト搭載・本格布団ノズル、3in1ノズル、デリケートブラシノズル、マルチアングルチューブが同梱されています。本体に内蔵されている伸縮ホースの先に装着し、家中のあらゆる場所を手元ラクラクで掃除できます。
ペットと暮らしていると、毎日の掃除は必須です。しかし、手軽にストレスなく、でもしっかり掃除したいというのが正直な気持ちではないでしょうか。そんなニーズに「Pure F9」が応えてくれます。店頭で“両重心”を体験してみてはいかがでしょうか。
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