全方位で猫の世界を楽しめる「にゃんぱく〜ねこの万博〜」レポート 。2月は大阪梅田で開催

[2019/12/30 6:00 am | 編集部]

12月21日(土)~22日(日)の2日間、東京・御茶ノ水で初開催となる「にゃんぱく~ねこの万博~」が開催されました。11:00の開場前から来場者の列が見られるなど、大いに盛り上がりました。

「にゃんぱく~ねこの万博~」は、猫の写真・動画展や、猫と人との暮らしを考える展示やトークショー、猫の習性や生態に詳しくなれる「ねこ検定」の模擬試験、猫グッズクリエイターによる即売会もあるイベントです。会場に足を運ぶだけで楽しみながら自然と猫に詳しくなり、猫をもっと好きになれるほっこりな“ねこの万博”です。

入場すると、まずは「にゃんぱくマーケット」のエリア。メインビジュアルを担当した くまくら珠美さんデザインのにゃんぱくオリジナルグッズをはじめ、猫グッズクリエイターや全国の猫好きが集い、自信作のオリジナル猫グッズが販売されていました。ここでしか手に入らない貴重な商品もあり、来場者はそれぞれ好みのグッズを購入されていました。

さらに進むと「にゃんぱく写真館・動画館」のエリアになります。累計フォロワー数108万人。SNSで絶大な支持を誇るカリスマ猫たちから、一般の方から募集した約300点の写真と約30点の動画を会場で展示していました。

第3回未来屋えほん大賞や、第10回リブロ絵本大賞を受賞した名作絵本『なまえのないねこ』(竹下文子・文/町田尚子・絵、小峰書店)の原画も展示され、丹念に描かれた猫の一筆一筆を間近で感じることができました。

特別展示「ねこといきる~ねことヒトの共生を考える~」では、猫の習性や生態、猫とヒトの共生の歴史、災害時の行動、さらに、一人ひとりが猫とヒトの持続的な共生社会を考える「ネコもSDGsプロジェクト」、短い生涯をともに幸せに生きるための「ペットの終活」など、“ねこといきる”ための知識や理解を深める情報を発信していました。

別フロアでは、「ねこ検定オンライン模擬試験」も開催されました。「ねこ検定」は、これまで累計1万人が受験し、「猫の気持ちがわかるようになった」「コミュニケーションが取れるようになった」と人気の検定です。会場では模擬試験をオンラインで実施。本検定を受ける人も受けない人も腕試ししていました。

2日目には、1Fエントランスでトークショーが行われました。特別展示「ねこといきる~ねことヒトの共生を考える~」と連動し、ペットジャーナリスト阪根 美果さんによる「ペットの終活」、くまお代表の鎌田リナエさんによる「ネコもSDGsプロジェクト」、「ねこと今日 Neko-to-kyo」理事で女優の川上麻衣子さんによる「ねこは、人生の師匠です」など盛りだくさんの内容でした。毎回立ち見が出るほど盛況で、みなさん熱心にトークに聴き入っていました。

今回が初開催となった「にゃんぱく~ねこの万博~」。単なる猫写真の展示会や猫グッズの販売だけでなく、猫や猫との生活をもっと知ることで、より深い猫との関係を築き、さらに充実した猫ライフが過ごせる内容になっていました。次回は2月に大阪の大丸梅田店で開催されます。近畿在住の人は、ぜひ行ってみましょう。

[編集部]